#31 遊園地と聞いたらどこを思い浮かべますか?
#30で少し触れた第一想起についてもう少し調べようと思ったら、気になるnoteを見つけたので整理する意味で書いてみようと自分なりに書いてみようと思います。
第一想起とは、「いちばん最初に思い浮かべること」です。
【遊園地】と聞いたらどこが思い浮かびますか?
【レトルトカレー】と聞いたらどのメーカーが思い浮かびますか?
【ハウスメーカー】と聞いたらどの会社が思い浮かびますか?
【スマホ】と聞いたらなにが思い浮かびますか?
【日本を代表するバンド】と聞いたらどのアーティストが思い浮かびますか?
誰もが思い浮かべるものがマーケットにおいては”最強”であると考えます。
ひとつの業界で【第一位選択】に入る為にはトーナメントで勝ち上がっていかないといけません。
選択してもらう際に、そもそも選択肢の中にいれてもらえないと選んでもらうことはまずありえません。
これが【知名集合】と【非知名集合】の分類です。
知られていなかったら”脱落”です。
【処理集合】と【非処理集合】は情報を処理できているかどうか、つまり、製品についてやサービス内容を知っているかどうかです。
「名前は聞いたことあるけど、内容についてはよく知らない」は非処理集合に入ってしまうためここで”脱落”してしまいます。
次は準決勝の【想起集合】【保留集合】【拒否集合】について。
ここまでくると、その製品やサービスについて、名前も知っていて内容についても理解されています。
【想起集合】はそのカテゴリにおいて購入検討リストに入っているものです。例えばキャンプでいえば、テントを買うがsnowpeakにするかcolemanにするかDADにするか悩むなあ、という状況です。
【保留集合】については、【想起集合】に入れなかったあと一歩のポジション。想起集合に比べて割高、周りに持っている人があまりいないなどなど。
【拒否集合】については、絶対に使いたくない、買いたくないと思われている集合体です。ただし、拒否をしているということは、それなりの理由や情報を持っているため拒否をしていると考えます。そのため、情報量は多いので、ひとつひとつひも解いていけば前向きに検討してもらえる集合ではないかと個人的に考えています。保険の営業をしていた時に、保険に興味がある人なんかいない、いわばこの【拒否集合】の中に常にいるものが保険と考えていました。ですが、保険に興味がない人ほど話に食いつき、加入をしやすい傾向にある、という経験をしたので、そう考えています。
この準決勝に勝ち上がると次は決勝。
第一位選択。〇〇といえば?で最初に出てくるブランド、サービスです。これこそがその市場において最高のブランディングをしているサービス、製品です。
認知度が高く、サービス・製品内容について理解されており、誰もが使っているブランドというイメージです。
ふと思ったことは、CMの内容で、今その製品・サービスが知名集合にいるのか、処理集合にいるのか分類されるのかもと思いました。
認知度を広げるための内容であれば、入手可能集合→知名集合のステップ。
製品・サービスの説明の内容であれば、知名集合→処理集合のステップ。
インプットしたものをアウトプットできました。
今日はこの辺で。