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#193 七夕と願い事
織姫と彦星が1年に1度会えるのが7月7日の七夕。
織り姫、彦星夫妻は仲が良すぎて遊んでばかりで、それに怒った神様が天の川を挟んで離ればなれにしたが、悲しみに暮れる姿を見かねて年に一度だけ会えるようにしたというものです。
織姫と彦星は、それぞれ「夏の大三角」を夜空に映し出す、「ベガ(織姫)」と「アルタイル(彦星)」です。
ちなみに「ベガ」と「アルタイル」の寿命は、数10億年から100億年と言われています。仮に寿命を80億年とすると、織姫と彦星は一生のうちに80億回も会っていることになります。
このインパクトを人間の一生に当てはめてみると、まず、人間の寿命を80年とします。
そして、織姫と彦星は一生のうちに80億回会っています。
80年で80億回会うには、なんと1秒間に3回以上も会わなくてはならないんだとか。
ずっと一緒じゃん・・・そりゃ仲いいよこの夫婦。
しかし、七夕に雨が降ると、催涙雨といって、1年に1回出会える日に出会えなかった日として、2人の涙が雨に変わって降り注ぐものとも言われています。
ところがこんな説も。
会えたことが嬉しすぎて、その嬉し涙が雨になって降り注いだものとも言われています。
会えなくて泣いたとしても、会えたことで嬉し泣きすることも、どちらにせよすごくピュアな二人であることは間違いありません。
幼稚園の頃なんかは短冊に願い事を書いて飾っていましたが、いつしか短冊を見ることもなくなりました。
サラダ記念日ではないですけど、願い事をかなえるのは運も必要ですが、自身の行動から始まることも多いです。
今日の願い事をかなえるならまずは自分の行動から。
織姫と彦星は会えたかな。