#110 空き家再生の道~グランピングに見る地方再生~
最近覚えた言葉は「めはり寿司」です。
和歌山県新宮(しんぐう)市の郷土料理。
「目を見張るほどおいしいお寿司」という言い伝えから「めはり寿司」。
日本古来のファストフードを呼ばれており、握り飯を高菜の葉で包んだもの。みんな大好き高菜の握り飯。文字を見ただけでそそられる・・・。
ちなみに桃鉄にも「新宮駅」があり、「めはり寿司屋」という物件を1,000万円で購入できます。収益率は70%。間違いなく買いですね。
ちなみにその2、めはりさんというキャラクターがいます。
かわいい。
グランピング
さて、話は変わり、以前空き家再生について書きました。
個人でリノベーションをして居住をするという目的のもと、空き家の取得をする人もいれば、不動産業者が物件を購入してリノベーションを行い、再販売をすることもあります。
今回はそのどちらでもなく、グランピングの用途に用いるために空き家を取得したお話です。
空き家というより、廃村を丸々取得しています。
近年、キャンプブームに火が付き、時を同じくグランピングも注目されています。
グランピング:グラマラスなキャンピング「優雅なアウトドア」
キャンプはテントを立てたり、外で寝泊まりをするようなイメージがありますが、グランピングは豪華なコテージに泊まるものといっても過言ではないでしょう。
「もうホテルじゃん!!!」
そう、一棟貸し切りのホテルみたいなものです!
地方再生を担う
こちらが廃村を丸ごとリノベーションしたものです。
兵庫県佐用町。
桃鉄だとこの辺です。
駅が、、、ない、、。
佐用町の人口は、2020年時点で約16,000人。
佐用町の世帯数は、2020年時点で6,800世帯であり、近年減少する傾向となっています。
ちなみに2020年の調査で、兵庫県内で人口が多い町は姫路市。
姫路市の人口は、2020年時点で約534,000人。(佐用町の約33倍)
姫路市の世帯数は、2020年時点で240,000世帯。(佐用町の約35倍)
日本には約800万戸の空きがあり、まさしく地方の人口が減少することに伴い、空き家の数が増加する問題に直面していると言える町でした。
人口の減少に伴い、町が税金の確保をできず財政難に直面することもあります。
こういった廃村をリノベーションすることで、今風のおしゃれな施設が爆誕し、観光地として足を運んでもらえる機会が増えるのは、地方再生を担っていると言えるでしょう。
もし関西方面に住んでいたら、ここ行ってみたいですもん。
足を運んでもらい、現地の特産品に触れ、そこにお金が行き渡るようなそんな仕組みが増えれば、空き家再生への道が少し開けるそんな気がした話でした。