#130 日本には音楽が必要
5月2日に千葉県は蘇我駅にあるスポーツ公園にて、「JAPAN JAM」に行ってきました。音楽フェスです。
昨年は新型コロナウイルスの影響で開催できなかったため、2年ぶりの開催でした。
音楽大好き人間が、簡単にレポートをまとめてみたいと思います。
対策はバッチリ
例年は30,000人が参加するイベントですが、今回は10,000人を上限に開催。敷地内でのマスク着用はマスト。ライブ中の発声は禁止、周囲の人との距離を十分に保つために1m×1mで区切られた場所の中に1人だけ、という事項を守ってフェスを楽しんでほしいという運営さんの呼びかけが徹底されていました。
その背景は、「フェスを開催しても安全である」という証明をしたいということ。
音楽を愛する人たちが集うフェスです。夏に行われるロッキンジャパン、年末のカウントダウンジャパンが開催されるためにはファンの協力が必要です。
それを願い、現場でのファンの行動も徹底されていました。
アーティストからのコール&レスポンスには声を出して応えられないもどかしさはありますが、みんな「心の声」と「拍手」で応えていました。
ちなみに、現地ではお酒の提供はされていませんでした。また、お酒の持ち込みも禁止されています。
アーティストも待っていた瞬間
ぼくたち音楽ファンはもちろんのこと、アーティストのみなさんもこの瞬間を待っていました。
去年はどこのフェスも開催されず、有観客でのライブもできない状況でした。
どのアーティストの方もステージに出てきては、「この瞬間を待っていた。」「またこの光景を見られると思わなかった。」「この状況下の中でもきてくれてありがとう。」という感謝の言葉が。
そんな、ぼくらの方こそありがとうですよ。
当たり前の光景ではなかったこの瞬間に、蘇我にいたみんなは「感謝」をしていたはずです。
熱い思いを歌に乗せて
スマホを通して聞く曲と、現地で生で聞く音楽はやっぱり違います。
早くこの状況が過ぎ去ってほしい、またみんなで遊びたい、また音楽を楽しんでほしい。
よく「音楽は人を救う」と言います。
本当にその通り。
苦しい状況でも、歌に救われたことのある人はたくさんいます。ぼくもそうです。
また明日からがんばろうと思える歌がたくさんあります。
そのアツい思いが歌に乗っかってくるので、やっぱり生で聞く音楽はいいもんですね。
会場にいるみんなとひとつになれる瞬間。
今の日本には音楽が必要です。
そう思わせてくれるフェスでした。
夏も冬も開催されることを祈って。