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#56 サ高住の行く末
社内でサ高住について話題に上がったので、整理してみたいと思います。
ちなみに、過去にリゾートマンションについても書いておりますので、もしご興味あれば閲覧してみてください。
まず【サ高住】という言葉を聞いたことはありますか?
サービス付き高齢者住宅、略してサ高住です。
シルバーホーム、老人ホームとは違い、サ高住はマンションの賃貸に介護サービスが付設しているようなイメージです。
入居条件はいくつかありますが、要介護認定の程度により分類されます。
シルバーホームは【施設】、サ高住は個人の空間が確立された【マンション】とざっくり思っています。
そのマンションの中でもさらにサ高住の賃貸と、分譲に類別されます。
今回は【分譲】タイプについてまとめます。
分譲タイプは、通常のマンションと同じように所有権があるので、固定資産税がかかります。また、先を見据えると、相続の対象になります。
市場にたまにこの分譲タイプの物件が売り出されますが、買い手がつきづらい話も聞きます。
なぜなら、リゾートマンションの時にも言及をしていますが、そもそもの買い手の母数が少なく、売却のことを考えると「負」動産になり得る可能性も高いからと推測します。
買取会社としても、やはり販売対象が狭まっているため、手放せないリスクがあるため中々積極的にはなれないようです。
ただ、マンションの施設は申し分ないため、過ごすうえでは快適な暮らしを実現できるかもしれません。
そこを天秤にかけて、今後の背景と照らし合わせて検討することも必要かと思います。