#326 スマートコインロッカー
先日anycaを利用して、オーナーに車を返却する時の出来事。
借りた車を返却するために夜22時にオーナーと待ち合わせをしておりましたが、時間になってもオーナーが現れない・・・。
30分経っても現れない・・・。
車をコインパーキングにいれても、車のカギを置いていくわけにはいかないし、持ち帰るわけにもいかない、さて困った。
帰りたいけど帰れない状況でした。
結局、30分少ししたらオーナーが現れて、聞くと、携帯の電池が切れてしまい、遅れることを連絡できなかったとのことで事なきを得ました。
オーナーを待っている間に考えたことは「有人の荷物預けサービスがあればいいなぁ」ということでした。
コインロッカーとは違うコインロッカー
コインロッカーは自分があとで荷物を取りに戻ってきます。
me→me
つまり、今回のように誰かにモノを渡したい用途には適しません。
誰かにモノを渡したいときはme→who
誰かに何かを介してモノを渡す場合は、信頼できる何か出ないといけません。
もちろんですが車のカギを駅前に立っている男の人に渡すなんて行為は言語道断。
例えば仲介をするのはパスワードを共有できるコインロッカーとか、一時的に荷物を預かる有人のサービスとか。
パスワードや、ビジネスとして展開されている有人サービスに一定の安心感があれば利用されるのではと考えました。
この記事を書きながら既存のサービスの有無について調べると、ありました。
まさしく。
今回のように車のカギをいれてパスワードをオーナーと共有することができるので、これを使えばぼくは少し早めに家に帰ることができたのです。
では、このサービス展開の背景に、利用者にどんなペインが存在したのかを少し想像してみます。
「忘れ物いれておくね!」
例えばここの場所では。
一緒に遊んだ友人の忘れ物を発見、すでに帰宅した友人はすぐに取りに行きたいが発見者の家まで行くには少し遠い、そうだスマートコインロッカーに入れておこう、その方が近い!
とか。
誕生日プレゼント入れておいたから受け取ってね、と少しサプライズ的な使い方?(ペインではない)
会社のカギを複製できないから共有して使うためにいれておくとか?
んー、想像の域を出ない・・・。
空スペースの活用についての提案もあったためそっちの色もあるのかもしれません。
車のカギの件のように、一時的に預かっていてほしい、そしてターゲットにそれがちゃんと行き渡るという目的のもと作られたサービスです。
僕の想像力が乏しい・・・。
他社のサービスの背景にある利用者のペインを考えるのも結構楽しい。
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