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#58 マッチングの進化
現代にはあらゆるマッチングサイトが存在します。
ひと昔前では「出会い系」という言葉にネガティブな要素がありましたが、「婚活マッチングサイト」と言われる恋愛系の他、個人間でのカーシェアリングの「Anyca」、物件の空き時間を利用者に提供する「Spacemarket」などなど。
マッチングというイメージは、CtoCに置いて多用されているイメージがあります。
つまりは需要と供給が合致しており、Bに対してアクションをするよりもCに対しての方が働きかけやすい、手軽であるイメージも付いて回ります。
それを可能にしているのがアプリ等のUIの発達だと思います。
例えば。
僕も多用しています「Anyca」。
これは、車を所有しているオーナーが、他人に車を貸すというサービスです。
では、街にあるレンタカー屋さんとどのような点が違うのか。
Anyca
・市場相場があるといえど安い
ex.ハイエースが1日1万円前後
・アプリ上で車を探し、気軽にオーナーとやり取りをすることができる
・クレジットカードで事前決裁をできる
・予約したら、指定された場所にいき、車の受渡を行うだけ
レンタカー屋さん
・Anycaに比べると高い
ex.ハイエースは1日約3万円前後
・サイト上で空車を検索できる
・店頭決済
(もしかしらたらwebで決済できるところもあるかも)
・車を受取りにお店へ行く
まとめてみると、車を使いたいという目的を達成するための【手軽さ】と【安さ】が大きく違う点かもしれません。
こちらのnoteでもUIとUXについてまとめておりますが、手軽に安く車を使うことができるというUXが車のマッチングにおいての重要な点なのかもしれないと考えました。
また、オーナー側のインセンティブとして、車を使わない時間を他人に貸すことで利益を得ることができるということ。
アルバイトのように自分自身の時間を投資して利益を得るわけではないため、所有しているモノが利益を生んでくれるという感覚でしょうか。
お互いの需要と供給が合致することがマッチングにおける重要ポイントなのかと改めて思いました。
ただ、婚活やお見合いなどの恋愛系のマッチングアプリ利益や、お互いのインセンティブが絡まない世界観なので、また別かもしれませんね。