#138 筒香選手の今後~メジャーの制度~
メジャーリーグの話題から。
同じ1991年生まれとして応援をしている筒香選手が、事実上の戦力外通告を受けたという記事です。
ちなみに1991年生まれのプロ野球選手。
【野手】
今宮 健太 ソフトバンク
西浦 直亨 ヤクルト
山川 穂高 西武
梅野 隆太郎 阪神
原口 文仁 阪神
岡 大海 ロッテ
【投手】
菊池 雄星 マリナーズ
大瀬良 大地 広島
九里 亜蓮 広島
森 唯斗 ソフトバンク
記事の中で、聞いたことはあるけど知らなかった制度について気になりました。
ロースター
メジャーリーグの試合に出場できる権利のことです。ロースターの枠は40人。中でも、アクティブロースターと呼ばれる26人で試合を行い、残りの14人はマイナーリーグで調整を行いメジャー昇格の瞬間を待つことになります。つまり、この40人から外れるとメジャーリーグの出場資格ができなくなり、マイナーリーグでの調整をすることとなります。
今回、筒香選手はこのロースター枠から外れることになりました。
ウェイバー公示
契約期間中にチームが支配権を放棄することです。
waiveは「(権利などを自発的に)放棄する、断念する」という意味。
筒香選手は2020年から2年の契約でしたが、2年目の今年の途中で、レイズが支配権を放棄する可能性が出てきました。
ウェイバー公示にかけられると47営業時間(約2日)以内に、他球団へ譲渡するか、トレードを待つことになります。
では、譲渡もトレードの話もなかったら?
そのチームのマイナー契約を結ぶかFAとなります。
ちなみにマイナー契約を拒否した場合もFAとなります。
つまり、現時点での筒香選手は、ロースターの40人から外れたため、ウェイバー公示にかけられる可能性があるというわけです。
ウェイバーにかけられた場合、筒香選手は
①他球団へ譲渡される
②トレードを待つ
③マイナーと契約を結ぶ
いずれかの道に進むことになります。
こんな用語も知っているとしくみが知れておもしろいです。
筒香選手頑張ってほしい・・・。