#267 「問い合わせ」と匿名の誹謗中傷
サービスの運営をしていると、本当に一会社員が送るメールなの?と目を疑うようなメールが問い合わせ宛に送られてきます。
不動産会社の方からも、個人のお客さんからも。
一言でいえば、めっちゃ失礼な内容を躊躇なく送ってきます。
文体もそろってないし、誤字脱字はするし、何のことを言っているのか分からないメールもあります。
非対面だからできる対応
おそらく、対面で会話をする時には絶対にそんなメールみたいな会話はしないことは分かっています。
メールだから、非対面だから、相手の顔が分からないから、そんなメールを送ってくるわけです。
ある意味、体裁という殻がなくなった「その人自身の声」と捉えれば率直な意見を聞けているとも考えられます。
お問合せに率直なメールが届く方が、運営の改善の見通しを立てやすいのである意味ではありがたいと思っています。
とはいえ、会社単位でサービスを使用しているわけで、担当者があり得ない文体でメールを送ってくると、あの会社、大丈夫なのかな、とも思ってしまいます。
これは不動産業界だからなのか・・・不覚は考えないようにします。
匿名投稿と似ている
誹謗中傷。
「人間は歴史を繰り返す」という言葉があるように、どれだけ痛ましいニュースが流れても、人間は同じことを繰り返します。
芸能人がSNSで誹謗中傷を受けて自殺をしたというニュースが流れても、同じことを繰り返します。
SNSは匿名であること、顔出しをしていないことから、かなりストレートな意見を見かけます。
ウチのサービスのお問合せも匿名なので、同じようなことが言えるのかなと思います。
別にお問合せにひどいメールがきたから心を痛めたということではありません。
ふと、そんなことを思ったわけです。
いい大人があまりにも稚拙な文章を送ってくるのを見て、自分はまだマシだと思えて、自分がいざそういう問い合わせをする時にはちゃんとした文章を送ろうと思えたそんな出来事でした。
相手だって人間です。
ちゃんとした人ならちゃんと対応したいと思うし、そうじゃないならそうじゃない対応をされるでしょうに。