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#8 買取と仲介の違い vol.2
不動産の査定には仲介の金額と買取の金額の2つが存在します。
仲介は、suumoやathomeに物件を掲載して個人の買い手を募る売り方。
買取は、不動産会社に買取ってもらう売り方です。
最初に話すと、仲介の方が高く売れます。
なので、「買取」って聞くと、「安くなるんでしょ?」というイメージが先行する方も多いですが、もちろんそこは間違っていません。
#7でも書いたように、仲介と買取どっちがいいのかは売却の背景や家の状態によるため、初期の段階で断定をすることは難しいです。
ですが、どうしても高く売りたい、どれだけ時間がかかっても、この値段で売りたい!という方は、仲介をおすすめしたいです。
理由は簡単。
買取では仲介の金額に届かないことがほとんどだからです。
さてここから「査定」についてのお話です。
冒頭のように、不動産の査定には仲介の金額と買取の金額の2つが存在します。
不動産の相場は個人の方の場合、情報をキャッチすることが難しいため、不動産会社いに査定を依頼します。そうすると、近くで売れた事例、今売り出されている事例など全て踏まえて査定金額を出してくれます。
ちなみに、仲介の場合、不動産会社が出す査定額というのは、「売れる金額」ではありません。「売れるかもしれない金額」です。
その金額でsuumoやathomeに掲載をして、買い手がつくかどうかは市場に出してみないとその反応は分かりません。ですが、「過去にこれくらいの金額で売れた事例がある、だからこの査定額になりました。」という知識と経験値が査定額には含まれています。
それでも時代の変化に伴い、市場の相場も変わってくるため、買い手がつかない可能性があります。
だから「売れるかもしれない金額」であると僕は思っています。
一方、買取の場合における査定額は、「売れる金額」です。
買取会社が、その金額で買いますよ、という金額です。
※厳密には室内状況を鑑みて、上下することはあります。
仲介の金額より下がってしまいますが、すでに買手がついている状態ということですね。
ちなみに、買取の金額が仲介より下がってしまう理由ですが、買取会社も事業会社なので、利益を上げなければいけません。それ以外に、リフォーム費用、登記費用、税金などの諸経費を盛り込まないといけないので、どうしても金額が下がってしまいます。
ですが、もちろんメリットもあります。
次回は仲介と買取のメリット・デメリットについて記載していきます。
くもり、洗濯物乾かない、晴れて。。。