#20 キャンプとコンテンツ
早いもので今年も残すところ9日となりました。思い返せば2月下旬からリモートワークの体制となり、家にいる機会が多い1年でした。
コロナ禍で今までと同じように過ごせない日々が続く中、世間的にも注目されている【キャンプ】が僕の今年の1年の代名詞となりました。
今年の流行語大賞になった「3密(密閉・密集・密接)」がコロナの対策として連日メディアで取り上げられていました。
その観点でみるとキャンプは、
・ひらけている(No密閉)
・敷地が広く距離をとれる(No密集、No密接)
・日常からの解放(外で寝泊まりをする解放感でストレス緩和)
として注目をされていました。
コロナだからキャンプへ、というわけではなく、はまったきっかけは友達に声をかけてもらった、ただそれだけです。タイミングよくまんまとキャンプにはまってしまったわけです。
とにかく楽しく、今じゃ完全に沼ってます。
寝袋と呼んでいたのに、今じゃいっちょ前に、「シュラフ」と呼んでいます。※英語ではsleeping bag シュラフはドイツ語のschlaf sackからきているみたいです。
日本オートキャンプ協会の調査によると、2019年に1泊以上のオートキャンプ(車でキャンプ場に行き、そこにテント等を立てるキャンプ)に参加した人は前年を1.2%上回る860万人だったようです。ちなみにこれは7年連続で過去最高を更新しています。
年齢別だと、市場を牽引してきた団塊ジュニア世代である40代は最大マーケットであることに変わりませんが、30代、20代はシェアを拡大。また、キャンプ歴1年という人は全体の約4分の1を占めており、ビギナーが拡大傾向です。
「ヒロシです・・・。」で一世を風靡した芸人のヒロシが山を買い自分のキャンプ場を作りました。ヒロシのひとりキャンプ、いわゆるソロキャンプの様子がYoutubeの『ヒロシちゃんねる』に投稿されており、キャンパーの間で人気を博しています。その影響もあってか、ソロキャンパーの人口も増えています。
さらに、20代30代の世代が拡大しているひとつに、上記Youtubeのようにコンテンツの拡大も要因になっていると考えています。
そのひとつがアニメ『ゆるキャン△』。
女子高生たちのキャンプの様子が描かれたほのぼのしたアニメです。キャラクターたちがキャンプをする舞台となっているのが山梨県周辺の実在するキャンプ場であり、いわゆる「聖地巡礼」を兼ねてキャンプを始めた人たちが多いはずです。
現に、一緒にキャンプに行く友達は『ゆるキャン△』にはまり、キャンプを始めたんです。
今の経済はコンテンツが与える影響はとても大きく、どこで次の新しい波がくるのか予想できません。
コロナ禍の日常に差し込んだキャンプという光明のおかげで、今年はおかげさまで何も大事に至らず、キャンプに没入できた年でした。
僕は今年8月に初めてキャンプに行き、今日時点で5回行きました。
そんなキャンプはまったイヤーの今年の年越しを飾るのはもちろん、キャンプ。
キャンパーの聖地といわれる富士山を目の前に拝めるふもとっぱらキャンプ場で、年を締めくくり、年を明けます。
最後の最後で風邪をひかないように、スノボウェアで身を固め、いい年越しにしたいと思います。
ちなみに、キャンプに行くたびに動画を作っています。実現可能なら、来年はYoutubeのチャンネルを創設してみたいと思います!!