#281 プルデンシャルに入ってよかったこと
以前にこんなnoteを書きました。
キツイこと99%なんて書きましたが、学びも多くありました。
”営業のメジャーリーグ”と呼ばれているだけあり、先代たちが積み上げたその営業ぼ教科書は新しい発見ばかりでした。
①相手はほとんど話を聞いていない
話しを聞いていないというと誤解がありますが。
人がモノを買う時に自然と重要視しているのは、見た目や声のトーンなどからくる印象によるものです。
もちろん受けては話は聞いています。
ですが、同じ内容のことを全く違う外見の人が話すと全然違う内容に聞こえるのも事実です。
分かりやすく、見た目がパリッとしている営業マンと、自信がなさそうな営業マン、どちらからモノを買いたいと思うか。
圧倒的に前者が多くなるはずです。
いわゆる対面影響力が関係してくるのですが、同じこと話しても「この人から買いたい」と思わせられるかどうか。
生命保険という形の見えない商品だからこそ、営業マン自身から「買いたい」と思ってもらえなければ何も生まれません。
だからこそスーツや髪型にはかなりこだわっていました。
ある先輩はスーツは必ずオーダー、シャツもオーダー、靴は毎回ピカピカに磨いてもらう。
その徹底ぶりは、バッターボックスに入るプロ野球選手の如く、事前準備を怠ることはありませんでした。
営業のプロである以上、完璧な準備が最大の結果を生むことを学びました。
②常に自分の非力さに直面した
上述にもありますが、生命保険とは形の見えない商品です。
さらに、全営業マンが同じ商品を販売します。
めちゃくちゃ売れている人がなにか特別な商品を販売しているか、そんなわけはありません。
売れっ子営業マンにあって自分にないものをかんがえたり、どうして保険を預かることができなかったのかを振り替えり次の実践に生かす日々でした。
毎回、原因があります。
必ずその原因を振り返ることは怠ることをしませんでした。
野球でいえば、カーブが打てなかったからカーブを打つ練習をして次の試合に臨むのと同じです。
営業の場合、スクリプト(話す内容)のある一文を飛ばしてしまった、それはつまり完璧に覚えられていないということ。
声に抑揚をつけられていなかった、つまり相手の気持ちを揺れ動かすことができなかったということ。
商談中、相手の目線が自分以外のところに散っていた、それはつまり自分が見られていないということ。
繰り返し練習をして、次に生かして、また練習をしての繰り返しでした。
常に次の成長を求めるようになったことが自分の財産だと感じました。
余談ですが、商談から戻り、夜遅くまでロープレをすることもあり、おかげさまで体力はかなりついたこともありがたいことでした。
今でも無限の体力を持ち、遊びでも仕事でもへばることなく楽しめているのはこの時のおかげかなとも思っています。
③自分で仕事を取ってくるという行動をすること
プルデンシャルを始め、外資系の生命保険会社の多くは、会社からリストを配られることはないため、自分で商談相手を見つけなければなりません。
そのため、最大の仕事は商談相手を見つけることでした。
プルデンシャルはCMなどの広告をうっていません。
なので、通常なら多額の広告費がかかるとこと、それがないので、その広告費が営業マンのインセンティブとなっていると考えられていました。
ほぼ個人事業主と同じ動きをするため、もし将来独立をすることになったら、仕事を探すことがこんなに大変なことなんだと25歳当時で経験できたことはかなり大きかったです。
父も独立をしているため、独立当初はかなり苦労をしたのかな、とか。
表彰で海外に行けたことも大きな経験でしたが、営業マンとしてのノウハウを学べたことの方がこの先の人生において大きな財産となっています。
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