ワーケーション中のお天気問題
突然ですが、普段ワーケーションされている皆さんワーケーション中の天気って気にされますか?
ちなみに自分はめちゃくちゃ気にします。行こうとしている地域がずっと雨だと行き先変えちゃうぐらいです。天気がいいに越したことはないのですが、夏はこう暑い日が続くと、少し曇りでもいいぐらいですよね。
個人的には天気次第でワーケーションの充実度が変わると言っても過言ではないと思っていまして、今回はワーケーションと天気の関係についてお話ししてみたいと思います。
基本やっぱり晴れがいい
そりゃそうだって話なんですが、旅は「晴れ」がいいですよね。ワーケーションといえばリゾート地でと考える方が多いので、その地の素晴らしい景色を楽しむならやっぱり晴れがいいに決まっています。
ワーケーションはアクティビティも楽しむもの
自分はワーケーション期間中は一回ぐらいレンタカーを借りてドライブをするのですが、そういう時はやっぱり晴れがいいです。天気が悪い日のドライブは楽しさが半減しちゃいます。
ワーケーション中はこのような外でのアクティビティを行うことが多いため、天気は非常に重要です。最近ではアウトドア(キャンプ場)でお仕事されるワーケーションスタイルもたくさん目にするのですが、外にいる時間が長いなら尚更ですよね。
よく見るワーケーション中のアクティビティの
・釣り
・サーフィン
・スキー
・登山
・キャンプ
・テントサウナ
あたりは天気が良くないと困るレベルのアクティビティと言えます。
天気が不安定なことも自然の一部
都市部から自然豊かな環境を求めてワーケーションしているのだからその自然を楽しめないのは寂しいですよね。ただその天候の不安定さこそ自然の厳しさとも言えます。そこも含めて自然です。自然を相手にしているのでいつも晴天、いいとこどりって訳にはいきません。
移動手段にも影響が大きい
雨が降るとバイクの移動はしんどいです。
そうなんです。お天気は移動手段にも影響が出るんですよね。
つい先日のお話で、郡山でワーケーションをしたのですが、そこそこ近いのでたまにはバイクで行ってみようと思いまして行き先を決めました。ところがいざ乗ろうとするとエンジンがかからない。忙しい時期が長すぎてバッテリーが上がってしまったようです。
しぶしぶ新幹線で移動したのですが、その途中の宇都宮でものすごい夕立。これはバイクで移動していたらひとたまりもなかったと心底感じました。バイクは身体で自然を感じることができて最高なんですが、こういう時困るんですよね。普段あんまり乗らないので雨の高速はさすがに避けたいです。
バイクに限らずですが、お天気は移動方法にも影響が大きいです。9月辺りの台風にぶつかると飛行機も欠航とかになるでしょうし、冬は冬で雪で新幹線が止まってしまうこともあります。
晴れじゃなくてもいい時もある
ではワーケーションは晴れていないとダメか、
と言いますとそうとは限りません。
晴れていなければいないなりに楽しみ方はあります。1週間程度滞在するとどうしても晴れない日もあります。避けては通れないのです。そんな時にどう過ごすかがワーケーションのポイントではないかと思っています。
自分の場合具体的にどうしているかと言うと、
「楽しみ方を景色見るから違うポイントにシフト」するようにしています。
気分の上がるワークスペースを選ぶ
遊びに来た訳じゃないと自分に言い聞かせてただただひたすらに仕事します。そもそも忙しいと外を気にしている場合じゃなかったりもします。
ただそんな時はちょっと意識していることがありまして、できるだけ気分の上がるワークスペースを選ぶようにしています。ちょっとおしゃれな空間だったり、すごく広い空間であったり。その点では北九州は選択肢が多くてすごく良かったです。
美味しいごはんを食べる
ごはんは晴れでも雨でもいつ食べても美味しいですからね。
景色を楽しめない代わりに美味いもの食べたる!って感じで、いつもよりちょっと豪華目な食事を選んでテンションを上げたりします。
館内で楽しめるアクティビティに切り替える
なにもアクティビティは外で行うものばかりではありません。
前にも記事で書きましたが、その土地でしか見れないミュージアムを見たりするのも楽しいです。特に期間限定ものだと特別な出会いのようなワクワク感があります。
あとは天気の悪い日は映画見たりも多いですかね。
地方の平日の映画館はガラガラ。人気の作品でも非常に快適に映画を楽しむことができます。「さかなのこ」「スラムダンク」「シン・ウルトラマン」「ブルージャイアント」はワーケーション中に見ました。集中して見れるのでなんか得した気持ちになれます!
晴れている場所や時期を選ぶプランニング
いくら天気が悪くても楽しめる方法を考えたとしても限界はあります。やっぱり晴れ間が見たい!そんな時は場所選びも考えます。場所によっては晴れが少ない地域もあります。
晴天率の低い地域
残念ながら日本海側の新潟、北陸あたりは曇天率が高いそうです。思い返すと新潟はずっと曇天でした。。このあたりのエリアに行く時は天気予報をよく見た方がいい気がします。
逆に晴れの多い地域もありまして、瀬戸内地域はそれを一つの売りにしていまして、岡山は「晴れの国おかやま」なんてキャッチコピーがついています。(倉敷行った時結構雨でしたが、、)
どうしても晴れがいい!という方は晴天率の高い地域を選ぶなんて方法も面白いかもしれませんね。
晴天率の高い時期
晴れた富山の景色はホント最強です。
春、秋に行ったのですが、春は花が咲き誇り、立山連峰がくっきり。秋は称名滝の鮮やかな紅葉が素晴らしかったです。どうやら県民でも珍しいことのようで、よくSNSで立山連峰の様子がTLに流れてきます。
先程曇天なことが多いことで有名な北陸でも5月あたりはデータ的にも晴天率が高いようです。
特に3回も行った富山の話ですが、個人的には富山は春がおすすめです!晴れてる富山はほんと最強です。春の富山では公園でフレッシュな新緑やチューリップ、菜の花が楽しめ、遠景には雪景色で美しい立山連峰が見れます。
またこの時期は食べ物も白エビとホタルイカの両方が食べられます。カニとブリのイメージがあって冬をおすすめされると思いますが、春の富山は景色と代表的なグルメの両方が楽しめるので本当におすすめです!
話が脱線しましたが、場所や時期を選ぶことで多少この天気問題をコントロールできると思っています。ワーケーション先を選ぶ際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
天気次第で場所を選ぶ
そんな風まかせな場所の選び方もあります。自分は結構このタイプです。
ワーケーションする時に結構天気を気にするので、もともと行こうと思っていた場所がずっと天気が悪いと場所変えちゃったりもします。
全国版の天気を開いて天気のいい場所を調べる。その天気のいい場所の中から行きたい場所を選んで、宿泊先を決める。宿泊先を決めてから移動方法を決める。そんな決め方をしたりします。
そのため自分でもどこに行くか分かりません。まさに風まかせ。このスタイルは登山をするときも同じです。前日の夜に行きたい山を決めたりもします。おかげでワーケーションも登山も比較的高い晴天率でできています!
ただこれはこれでよくないこともあって、
・補助金や助成金の申請が間に合わない
・移動や宿の予約が取れない
なんてこともあります。
このあたりは天気による満足度とのトレードオフですね。なにごとも自由で補償も受けるって訳にはいきませんよね。
滞在期間中のプランニングでリスクヘッジ
自分はワーケーションで6日間滞在するスタイルなのですが、滞在期間内でも行動を調整するようにしています。
例えば期間中一番天気のいい日をドライブしよう!紅葉を見に行こう!景色のいいコワーキングスペースで仕事しよう!などに割り当てます。逆に一番天気の悪い日にめっちゃ仕事しよう!映画見よう!近場で飲みに行こう!などにします。
これワーケーションのメリットの一つだと思うのですが、やや長めの滞在ができるワーケーションだと天気的なリスクヘッジができます。旅行で2泊3日とかだと、天気イマイチだけどせっかく来たから行こうとかでなんとも満足度の低い旅になりやすい気がします。でもワーケーションだと日程を調整することである程度コントロールできます。
やっぱりこういう景色は天気のいい日に見たいですよね。
まとめ
ワーケーションとお天気についていろいろとまとめてみました。心なしか今まで行った場所も天気が悪かったところよりも天気が良かったところの方が印象が良いです。ただどうしても長期間になるといつも晴れとは限らない。
そんな時に今回ご紹介した
対処療法(雨なりに楽しむ方法を見つける)
原因療法(天気のいい場所、時期を選ぶ)
で、少しでもワーケーションの満足度を上げて頂けるといいかなと思います。自分も今度は9月、10月の台風をかいくぐり、バイクでワーケーションできるといいなーと思ってます!