冬に嵐に負けない。身体を鍛えるつもりで除雪。でも作業中は気をつけてください。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

さて、強い冬型の気圧配置で、
特に日本海側を中心に
荒れた天気が続いてます。

普段、雪に馴染みのない地域でも、
降雪や積雪があったのではないでしょうか。

慣れている北日本の人間でも、
やはり、大雪・暴風雪はしんどいです。
交通機関に影響が出ている地域もあります。
今しばらく、状況判断を慎重に。

ただ、この週末から、
天候も回復しそう。
少しだけ一安心です。

岩手県側は太平洋側なので、
日本海側に比べれてば、
積雪は少ない。
しかし、今回は、
それなりに積もりました。
そうなると、除雪作業が大変。。。。。

実際、雪かきは、
ちょっとした運動になります。

お客様も、
「今日は雪かきで身体を動かしました!」
と言ったりします(笑)

”北日本の日常”である
”雪かき”でトレーニングしちゃいましょう。

雪かきで、どこの筋肉を使ってますか?

家の周りや駐車場の除雪。
雪かき用のスコップや、
”ママさんダンプ”を
使ってますよね。
(ママさんダンプ、
わからない人は、
検索してみてください。
すぐに画像出てきます。)

雪を押したり、
持ち上げて、
投げたり、跳ねたり。
疲れます。。。。

みなさん、
どこの筋肉、使ってます?
どこの筋肉が、疲れます?

おそらく、”腕がパンパン”に
なっているのでは?
ウェイトトレーニングでも、
そうなるんですが、
手でウェイトを持っているので、
どうしても意識が腕にいく。
雪かきも同様です。
スコップ等を持っているんで、
どうしても意識が腕にいく。
使っているのも腕だけになっているのでは?

腕だで、もしくは、
上半身だけで作業をしていると
活用している筋肉は限定的。
こうなると力が弱いし、
雪かきの効率は悪いです。

なので、下半身から、
そして、体幹を安定させて動いてみましょう。

下半身で雪を押す、持ち上げる!

雪をスコップ等で押す。
この時、手だけでは、
やはり力は出せません。

ここは下半身を使いましょう。
股関節を中心に動かします。
そして、体幹を真っ直ぐに保つ。

腰・背中が曲がっていると、
腰痛症の要因になります。
全てスクワットと一緒ですね。

同じくスコップ等で、
雪を持ち上げて、
”跳ねる”ときも同じです。
雪、結構重いです。
腕ではなかなか扱えません。
しっかり、腰を落とす。
姿勢を保つ。
そして、持ち上げる。

これもまさにスクワットです!

この動作を、除雪が終わるまで
何回、続けるのか。。。。。
除雪するスペース次第ですが、
なかなかの回数できますよね。

そりゃ疲れます。。。。
でも、下半身を中心に動作できれば、
・腰への影響/負担が少ない。
・全身の筋肉がトレーイングできる。
・除雪作業でかなりのエネルギー消費。

などなど、本当に運動になります。

こんな感じで、
日常動作を行うと、
日々の活動量が上がっていきます。
意識するのは、身体の、
・”上半身”より”下半身”。
・”末端”ではなくて”中心”。

です。

それこそ、
”歩くこと”
ですら、
中心を意識すると、
動作変わります。

股関節から動かす。
そして、
膝〜足首〜足裏
と力が伝達して、
地面に伝わり、
自分の身体が前方に進む。

こんな感じです。

でも、除雪作業は気をつけて。

とはいえ、降雪量が多いところだと、
本当に作業は気をつけて。
また、普段、降雪がない地域の方も、
不慣れな作業だと思うので、
これもまた、本当に気をつけて。

単純に足元、悪いし、
風雪だと、視界も悪いし。
落雪などで思わぬ事故など
もあります。

安全を確認した上で、
除雪作業を行ってください。

そして、どうせやるなら、
活動量を増やすように、
トレーニング量を増やす感じです。
下半身と身体の中心を意識しましょう。


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