僕がトレーニングやフィットネスを広めたい理由

僕はトレーニング指導を仕事としています。
・なぜ、このキャリアを選んだのか。
・なぜ、皆さんにフィットネス/トレーニングを強く勧めるのか。
答えは、シンプルに
「自分が変わったから。効果を感じているから。」
です。そこまでの経緯をお話ししていきます。
僕個人のバイオグラフィーみたいな感じになります。
興味のある方は読んでください。

体格差をずっと感じていた幼少期

僕は身長が低いです。(168cmしかありません。)
もうこれは遺伝です。賛否はあるかもしれませんが、身長は遺伝に逆らえないと思います。(母方の家系は、割と身長が高い方になると思うのですが、父方の家系の背が低いです。)
それでいて、両親ともに痩せ型。
成長のタイミングも、僕は遅い方だったと思います。
なので、小学生の頃は、ほんとに華奢だし小さいし。
幸い運動神経は悪くはなかったので、体育の授業は好きだったし、
友達と何か遊びでスポーツをする時も、下手な方ではなかったです。

ただ、絶対的なパフォーマンスはそこまで高くはなかった。
もう単純に体格差です。
身体が大きい子や早熟な子には全く敵いませんでした。
(ジュニア世代の”4〜6月生まれ”の子供や早熟な子供のスポーツにおける優位性などは、いろいろ報告もありますよね。)
多少の劣等感はありましたが、それでも運動を嫌いになることがなかったのが救いです。そこそこ器用だったのが良かったです。

2次成長後も、学生時代は痩せ型のまま

中学で2次成長があり、身長はある程度、伸びてくれました。
高校時代で今の身長とほぼ同じになります。
日本人の平均身長が170〜171cmくらいだったかなと。
まあ、そこまで極端に低いわけではないので、
高校生くらいから、身長に対する劣等感は無くなります。
が、当時の体重は50kgあるかないか。
まだ、体格に関する劣等感は若干残るわけです。
食べる量は確実に増えたとは思います。
(特に大学時代はジャンクなものも含め、量は食べていたと思います。)
でも、体重は増えない。
今のようにウェイトトレーニングをしていたわけでもないので、
まあ、そんなもんと言えばそんなもんかなとも思いますが、
食べていた量を考えると、体重が増えないのはなかなかねぇ。。。。
今思うと、年齢(タイミング)と体質(遺伝)なのかなと。
(父は、年齢を重ねると体型は崩れていきましたが、太ることはありませんでした。)

スポーツへの憧れから、本格的にトレーニング開始。

大学時代はスキーにどハマりしてました。
卒業後はスキー関連の仕事がしたかった。
ただ、世の中、そんなに簡単に自分の思い通りにはなりません。
今で言うところのIT関係の会社に普通に就職。
ただ、スポーツへの憧れだけは残り、
スポーツ選手に関わりたいと言う思いだけで、
スポーツ科学を学ぼうと留学してしまいます。
で、ここから本格的なウェイトトレーニングが始まります。
勉強していることを自分で実践。
食生活も、日本とは違っていたこと。
そして、タイミング(20代前半)もあり、
体が変わっていくんですよ。

今、高校生を指導していると、このタイミングは個人差があるなと強く感じます。
トレーニングをすれば、誰もが変わります。
ゴツくなるし、力も強くなるのは絶対です。
ただ、変化率は個人差がどうしてもあります。
頑張ってトレーニングをしてくれるし、話を聞く限りは食事量はなかなか。
でも、思うように変わらない選手はやはりいます。
ただ、そんな選手でも高校卒業後に街でばったりあったりすると、
昔は細かったのに、そこそこの体になってる。成長のタイミングはやはり人それぞれ。どのタイミングで体格が一気に変わるか。能力が一気に変わるか。これ、ほんとに難しいです。

年齢が上がるとともに、体型維持がメインに。。。。

そんな感じで、20代の時に大きく自分の体は変わりました。
1年くらいの期間でです。
これ、結構すごい変化だと自分は思っています。
50kgくらいしかなかったのに、60kgくらいに体重が増え。
大学の授業で体脂肪を測ってみると5%。
(スキンフォールドという皮膚の厚さを測る方法と、ボットポットと言う空気の密度との比率で体脂肪を測る方法でこの数値でした。)
日本人が一番好む”ボクサー体型”だったと思います。ただの痩せ型ではなくなったわけです。体が変わると、やはりそれがちょっと自信につながります。態度が堂々とするかと言うか。

そこから時間が流れ、今の僕は40代半ばです。
そんな僕の今の体格は、
身長168cm。
体重62kgくらい。
体脂肪率15%前後。
(一般的な体組成計(いわゆる電気抵抗値で計算してくれる機械)で測定)
まあ、数値だけだと、まあまあバランスよく、適性の範囲内ではないでしょうか。
一応、ベンチプレスはMAX100kgです。
これも、体重比で1.6なので、パワーリフターの方などに比べれば全然ですが、一般の方が比較対象だと、まあまあ筋力もある方なのかなと。

30歳手前の頃とほぼ体格は変わっていません。
ウェストのサイズとかも変わっていません。
・トレーニングを継続していること。
・年齢が上がるともに、特に最近は食べるものも気にし始めていること。
当たり前ですが、これが体型維持ができている要因です。
おかげさまで健康診断などで異常値が出ることもありません。

体を変えたことがあるからこそ、そして何とか維持しているからこそ、みなさんも取り組んで欲しい

単純に自分が変わった経験があるから、そして、今現在も満足はしていませんが、なんとか納得できるレベルの体型を維持しているからこそ、これを皆さんにも経験してもらいたいと思っています。
これは、トレーニングで実現できることです。

パーソナルトレーニングに興味を持っていらっしゃるお客様は、
20代/30代・・・自分の体を変えたい(見た目をよくしたい)
40代/50代・・・健康な体に戻したい
と言う、大きなテーマが目標になる人がほとんどです。

個人差はもちろんあります。
でも、ちゃんとトレーニングをして、ちょっと食事に気を使えば、
多少時間はかかりますが、ほとんどの人が”適正値の範囲内”におさまることができると考えます。僕が言う適正値はBMIで18〜25以内、体脂肪率は15〜30以内(男女でちょっと変わります。)

体型の維持は見た目の問題もそうですが、健康にも大きく影響します。肥満による生活習慣病の発生率、また、痩せすぎによる心疾患の発生率など。その人にとってバランスの取れた適正な体型を手に入れることは、その人の健康、ひいてはQOLにも影響します。

今の日本は平均寿命は伸びていますが、健康寿命はどうでしょう?厚労省によると2018年度の日本の医療費は42.6兆円です!何らかの理由で病院にかかっている人、薬を処方してもらってる人がどれだけ多いかが容易に想像できますよね。

体型に関するコンプレックスを解消するために、そして、自分の健康のために一緒にトレーニングしませんか?


よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。