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地方のトレーニング拠点:地域の公共施設を覗いてみてください。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしています。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

夏休み中は、学校スポーツも盛んですよね。
合宿や遠征などの予定が多く組まれます。
僕の娘はバスケ部所属。
”サマーキャンプ”なるものに参加。
複数のチームが集まって、
リーグ戦を行ってました。

ちょうど休みだったので送迎と観戦。
娘のチーム以外の試合は、
正直、そこまで興味がなく。。。

なので、会場になっていた体育館の
トレーニング室でトレーニングしてました。

地方である岩手県。
その中でも郡部の公共施設。
それでも、設備はこんな感じ。

パワーラック 1台
スミスマシン 1台
ラットプルダウン 1台
レッグプレス 1台
ハックスクワットマシン 1台
レッグエクステンション 1台
ダンベル 1〜10kg
※下半身マシンは全てプレートローディング。
プレート総重量は500kgくらいだったかと。

結構、すごくないですか?
しかも、土曜日の日中で、
使っているのは僕1人。
貸切状態で1時間半ほど
トレーニングしてました。
(使用料金は110円。
 時間制限なしです。
 とても安い!!)

地方にもトレーニング施設は増えています。
岩手県の場合、盛岡市を中心に、
国道4号線沿いの主要都市には、
・大型フィットネスクラブ
・マイクロジム
・24時間ジム
・パーソナルジム
などなど、トレーニーの
選択肢は増えています。

しかし、ちょっと離れた郡部だと、
トレーニング施設は限定的。
地域住民に対して、
”運動・トレーニング機会の提供”
という点で、”公共施設の役割”は
とても大きい!

まして、上記のように公共施設で、
トレーニング機材が充実しているのは
とても珍しいケースかなと感じました。
トレーニング上級者でも、
やりたいトレーニングができる、
とても嬉しい施設です。

しかし、訪れた体育館がある自治体は、
・人口が約5,000人
・うち約50%が65歳以上
多くの住民が、フリーウェイトに
親しんでいるとは考えにくい。。。
果たして実際、どのくらいの人が
この設備を使い倒しているのだろう??

公共施設の場合、
・サービス利用者を限定しない。
・トレーニング指導者等が常駐できない。
といった理由で、
初心者でも怪我のリスクが少ないように、
マシンウェイトを設置するのがほとんどかと。

なので、
”ここに、ここまでの設備が必要か?””
”ちょっと場違いかな”
と感じたのは事実です。

どういう経緯でマシンを揃えたのはわかりません。
・地域住民からのリクエスト。
・施設管理をしている担当者の趣味。
・設備を卸したメーカーのゴリ押し。
・予算を鑑みて決定した内容。
いろんな理由が考えられれます。

ただ、やはり公共施設の特性や、
限られた予算という点を考えると、
世代、性別、トレーニング経験に関係なく、
より多くの人がトレーニングできる環境を優先すべき。
従って、もうちょっとマシンのラインナップは、
変えたほうがいいかなと個人的に思います。

僕個人は、フリーウェイト中心のジムは大歓迎です!!
また、”フリーウェイトに挑戦したいな。。。”
という人にも、こういう使用料金が安い公共施設
(特に地方は、時間帯によっては貸切状態)
はとても使い勝手がいいと思います。

あなたの街の公共施設はどうでしょう?
設備は場所によってそれぞれ。
もしかしたら、今回、僕がいった施設のように、
機材が充実してるかも?!

公共施設は、コスパがいいのは間違いなし。
地域住民、誰もが使える施設です。
”ちょっとトレーニングを始めたいな。。。”
と思ってる人。
まず、足を運んでみてください。
ぜひ、トレーニングをするきっかけにしてほしい。
ほとんどの施設は1回利用でその都度支払い。
変な勧誘みたいなものもありません。
気軽に使えますよ。

よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。