トレーニング効果をアップするために【イメージが大切】

トレーニング効果を高める方法。
トレーニング種目?
トレーニング頻度?
負荷?
もちろん、これらも大切ですが、
これよりも、先に考えて欲しいのが、
「自分の思っている通りに体を動かせているのか?」
「自分の使い筋肉に刺激が入っていることを感じているのか?」
というような部分も意識できるかどうかです。

マインド・マッスル・コネクションと呼ばれています。

トレーニングをする上で、
「マインド・マッスル・コネクション」
と言われる考え方があります。
マインド=心
マッスル=筋肉
コネクション=繋がり
となるように、
”心(意識)と筋肉をつなげること”
がとても大切です。

トレーニングの原理原則にもある、
「意識性の原則」
に近い考えだと思います。

使いたい部分を適切に使った方が、
もちろん、そのトレーニングはより効果的になり、
成果も変わってきます。

ひとつ事例として。
僕は、ランニングをするときに、
テーマを持って実施するようにしています。
例えば、姿勢を意識して走ると体幹を意識します。
そうすると、翌日、腹筋に疲労が出ます。
別の日には、接地の仕方を意識します。
そうすると、翌日、ふくらはぎや足裏に疲労が出ます。

使う場所をきちんと意識すると、
その部位がより刺激され活用されます。

結構、意識できていない人が多い。。。。

例えば、実際のパーソナル指導の現場だと、
こんなことがよくあります。

お客様は、ヒップアップを望んでいる。

お尻の筋肉がより使われるように、スタンスやフォームを指導。

客観的にみて、正しい動作はできている。

主観では違う部分(太もも正面とか)が使われていて、
狙いたいお尻を使っている感覚がない。

動作は正しいかもしれないけど、
臀筋群を使っている感覚がない。
その人には、意識的に知覚できていないわけです。

この状態でも、当然、トレーニング効果はでます。
動作自体にエラーは見受けられないので、
ターゲットの筋肉群は作用しているはずだからです。

でも、実際、意識的に活用している人との間には、
成果の差が出てきます。
心(意識)の力、すごいですよね。

なので、まずは使いたい筋肉を使う”感覚”を認識してもらう。
そのために、
・フォーム(動作)を変えてみる。
・実施する種目自体を変えてみる。
・使いたい筋肉に直接触れながら動作をしてみる。
・鏡や動画撮影をして、動いている部位を確認する。
など、とにかく使いたい筋肉に意識を集中してみましょう。
この感覚ができると、本当に効果が変わります。

まとめ

トレーニングを続けてはいるものの、
思うような体の変化が出ていない。。。。。
そんな時は、「マインド・マッスル・コネクション」を
見直してみるのもいいと思います。
使用重量には拘らず、ちょっと軽めの重量でもいいので、
動作を正しく行なってみる。
変えたい部位に意識が集中すると、
やはり、トレーニング中の刺激の入り方、その感じ方が変わります。
効果がアップすること、間違いなしです。


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