“見栄”がめっちゃ高くつくかもしれない話
はいどうも、さいころもちです。
さて今回はまず、iPhoneの話を引き合いに。
もっとくわしく違いを知りたい人はコチラ。
“最新”は“最高”かもしれないけど“最適”か。
みたいな話です。
□最新だと今までよりも写真がきれい。
□最新だと今までより画面が大きい/キレイ。
□最新じゃないと、なんか恥ずかしい。
□最新をもっているのが心地いい。
などなど。
わかります。よーく分かります。
ただでも
□買い換えるたびにお金がかかる
□また新しいのが出たらまた買い換えるの?
この辺りとのバランスは取れていますか?
賢い人たちは本当に賢くて
□月々分割払いにする事で高くないように感じられる
□支払いが終わる頃に“新作”が出る
みたいに“流れに乗り続けてもらう(買い続けてもらう)仕組み”をつくるのが上手だと感じます。
そしてそれが、ばっちりユーザーさんの欲とマッチしている事が、すごくてヤバい。
でも一回、考えてみて欲しいんです。
□今使っているものを本当に買い換える必要があるのか(十分じゃないのか)
□買い換える理由のうち“見栄”に該当する部分がどれだけあるのか(最新を持ちたいだけじゃないのか)
□そこにかかっているコストと、これからもかかるコスト(ただではない)
なんかについて。
流れに乗せられてしまっている/乗ってしまっている現実
が、そこにないでしょうか。
ただ正直、スマホ位ならいいんです。
少なくとも「新しいのを買うべきじゃない」なんていうつもりはありません。
自己責任の範疇で、個人の自由で全くノープロブレムです。
さて、ではそろそろ今日の本題です。が、
なんか自分で書いておいて、こんな書き方、嫌な感じになるなぁ。
“じゃあ家だとどう考える?”という話に飛躍させちゃいます。
前提として「スマホと家は、全然別のもの」という事は弁えつつ、多少乱暴な話をします。
家は、本当に高い買い物です。
スマホなんて“メ”じゃない場合がほとんどです。
仮にスマホを10万円、家を1、000万円だと仮定したとしても100倍かかる買い物です。
もう一度書いておきます。100倍です。
スマホなら100回買い換えられる金額だという事です。
ちなみに実際は200倍、300倍であることも、ままあるでしょう。
そして、価格以上に決定的に違う両者の違いとして
家は一度買ったらスマホのように、ホイホイ買い換えられないもの
という点に注目です。
僕がお手伝いさせていただいてきた多くのお客さんは、家にまつわるアレコレ(キッチン、お風呂、トイレなど色々)について
□最新の機能
□最新のデザイン
などを求めがちです。
見たり触ったりしようもんなら、尚更です。
当然といえば当然のような...気持ちは分かります。
古いものよりは新しいものの方がそりゃいいもんね。
価格が高すぎて見直したり、諦めたりする事はあっても、です。
そして、それらが
“いつかは古いもの”になること
を自覚されている方が意外と少ないことと同時に
“いつかは古いもの”になるなんて教えてくれない
現実があります。
“いつか古くなるけど使い続けるんだよ?いいんだね?”って言ってくれない
とも言い換えられるのかも。
でもこれ、考えてみりゃ、そりゃそうなんですよね。
□最新のスマホ買いに来た人に「今の物で十分ですよ〜」
□「そんなに毎度買ってたら大きい出費ですよ〜」
なんて皆に言ってたら、商売になりませんもんね。
ともすれば「客に対してなんてことを言うんだ!失礼な!」なんて怒られちゃうかも。
だからね「知らんぷりして買いたい人には買ってもらう」方が、
“お客さんの自己責任の範疇に落とし込める”から、そっちがいいんです。
□お金を貸してくれる金融機関の人も
□土地や建物を探してくれる人も
□家を考えたり作ってくれる人も
あくまで商売
なんですよね。
親身で親切な人であればあるほど、その人の売上げ成績は上がらず、社内での評価も上がらない。だって会社に貢献してくれないんだから、当然です。
だから、売るしかない現実があるはずなんです。
つまり、家の場合も同じく
あなたの人生まで真剣に考えてアドバイスできない
事が多いと思うんです。
不安にさせたい訳じゃないんです。
疑心暗鬼にさせたい訳でもないんです。
でも、あまりに...あまりに...(言葉にできない)
少なくともぼくは、こんな事言っても得はしません。
誰かに「そんなネタバレみたいな事すんな」的なことを言われる事はあっても、誰かから「ありがとう1万円あげる」とはならないでしょう。
損も得もしない立場だからこそ、言いたいことが言えるだけです。
自分の中にも答えはないけど、これだけは言えます。
購入時の“最高”や“最新”は、いずれそうではなくなります。
だから
家については“最適”を考えておくべき
これかな。
長い割に、情報足らないよね。
本当にごめん。
少しずつ穴を埋めていくから、よければ応援してね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?