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〝価格にビンカン、中身にドンカン〟な話

さて、まずはどれだけの方がこの変化にお気づきでしょうか。

明治おいしい牛乳は、2016年9月頃に、パッケージ変更をしたそうです。

この“変化”
□肯定的に受け入れられた人
□否定的に感じてしまった人
□何も感じなかった人
□もう忘れてしまっていた人
様々だと思います。

当初僕は「価格は据え置きで内容量が100ml減った」という、最も分かりやすい情報だけを受け取り「やってくれたな〜」という印象でした。
“100mlあたりの単価が上がった=暗に値上げされた”と思ったからです。

ただこれ、しっかりと読んでみると
□価格が据え置きで内容量が減った
というデメリットだけではなく

□『利便性』や『おいしさ』といった『新しい価値』を向上させた
□世帯あたりの人数が減ったことなどによる“腐らせる”を防ぐ狙い
というメリット、改善点も同時に起こしているそうで...
(個人的には“ものは言い様だな”に留まる)

このパッケージ変更が起きたあと、この牛乳の売れ行きがどう変化したのか気になりました。

どうやら少し売り上げは減少したようですね。
個人的には納得の結果です。
だってこっそり値上げされたと思ったから。

ただ...もう少しだけ掘り下げさせてください。

どういう経緯でこうなったのかは僕には分かりませんが、この時の選択肢として

①内容量を減らして、価格を据え置く。←やったこと。
②内容量を同じにして、値上げをする。
③内容量は減らすが、少し値下げもする。

こういった他のパターンもあったと思われます。

細かい事情を踏まえず浅はかに考えると、③にしておけば
□パッケージが新しくなった
□内容量は減ったが、そのぶん価格も少し下がった
いい事ずくめの印象だったように思え、その効果は売上増加に繋がっていたように思うのですが、どうなのでしょうか。
本当の狙いを教えて明治さん。

何にせよ

「中身がどうであれ、高いか安いかで判断しがち」

という話がしたかったんです。
くそう。
こんなに牛乳で引っ張るつもりはなかったのに...うまく書けませんでした。
もっと上手に伝えられるように精進いたします。
お目汚し大変失礼いたしました。

では最後に、イタチの最後っ屁的で大変恐縮ですが

数千万円のものを買うなら尚更、やっぱりしっかり中身も見て、自分で判断できるようになろうねー!!

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