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学歴や資格へのコンプレックス
“足の裏の米粒”
おそらくこの言葉、多くの人は知らないだろう。
なので、あっさりと解説する。
(足の裏に米粒がくっついたままだと)、
取らないと気持ち悪いし、
かと言って、取った所で食べられる訳でない
言い換えるね。
(資格や学歴は)、
取らないと気持ち悪いし、
かと言って、取った所で食ってけない(お金は稼げない)
多くの人が取得するものの、生活上の役には立ちづらい学位や資格を揶揄した言葉だそうだ。
ある日私も足の裏に違和感を感じた時、自分の足の裏にはいくつもの米粒がくっついているのに気付いた。
取ろうと思って手を伸ばしたが、いくつかにしか手が届かず、いくつかには今も手が届かずくっついたままだ。
届かないそれは、いくら足をバタつかせても取れることはなく、
私はそれがとても不潔な事のような気がして、笑われている気がして、何枚も靴下を履き、かっこいい靴を履くことで“米粒なんてついてませんよ”
そんな顔して歩いていたのかもしれない。
ところがここ最近、裸足で歩きたくなったから、こっそり裸足で歩いてみた。
歩き始めは気になって仕方なかったが、なんだか慣れてきたんだ。
潰れて慣れてしまったのか、歩いている内に取れてしまったのかはわからない。
それでも今は裸足で歩けている事が嬉しい。
たぶん誰も見てない。
見られていないと思っているだけで、人から見れば“見てあの人不潔だわ”そう言われているのかもしれない。
けどこう考えてみた。
「人の足の裏見てる様な奴に思われるんならいい」
取れるもんなら取ったほうがいいと、素直に思う。
元からくっついてない人もいれば、くっついてたから取った人も、くっついてるけど気にしてない人もいていい。
皆それぞれだ。