頑張ってる子にオヤツをあげるな
こんなルールを導入している家庭は要注意
勉強したらオヤツをあげる
お手伝いしたらYouTubeを観られる
テストの点でお小遣いの金額が決まる
我が家も見直そう…(焦)
「アメとムチ」
「ご褒美あげるから頑張れ」
は悪手、そんな話。
詳しくはこの本を読んでください
原題は「Drive!」、割と面白い。
----------------------------------------------
人には元来、湧いてくるやる気(内発的動機)がある
しかし、報酬(外発的動機)はそれを阻害する
例えば…
パズルを解いている
(たのしい)
▼
パズルを解いたら¥1000貰える制度を設ける
▼
¥1000 貰えないと解く気が失せる
(楽しくなくなる)
まぁそうかもなー
しかも、内発的な動機は無限に湧き続ける
ずっと頑張り続けるには、この動機が不可欠
更に、予想以上の副反応が・・・
もう一つ、重要な点
「パズルを解いたら¥1000円貰える」制度を導入したら
前より解けなくなる!!
子供のやる気を呼び覚まそうとして
子供の本来のやる気を消失させ
子供のパフォーマンスを抑え込む
逆効果で 一理なし!
まじか!
ホンマか!?
気をつけよーって思う一方で
実践するには課題がある
やる気が元々なかったらどうする
やる気をすでに失っていたらどうする
彼に求める事と彼がやりたい事が違う
この理論を利用する場合は、コントロールできない
彼にあれをやって欲しい、とかムリ
だから会社での活用は割と難しい
逆に、子育てには使える
幼児の大半は、絵本が好きだ
走りまわるのが好きだ
だから、子供は生来、勉強も運動も好きだろう
(100%だとは言わないけど)生まれた時点で「知的好奇心がない」「運動意欲がない」って子はほぼいない(はず)
気付かず、意図せず、僕たち親が芽を摘んでしまったのかもしれない…
すでに失わせてしまった場合、戻す方法は?
どうしたらええねーん!
子育ては難しい…