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感謝の気持ちと、寂しさと。

友人の母親が亡くなった。彼女は長い間、地元で雑貨屋を営んでいた。
子供の頃からお世話になった人の“死”に私は弱い。
これは大人になってから出会った人とはどこか違う感情…寂しさを伴う別れだ。

なぜ小さい頃から知っている人が亡くなるとこんなに悲しいのだろう。思い出が多いから?子供の頃の優しくしてくれた印象が強いから?よく分からないが寂しい気持ちが込み上げる。

私は自分の店の備品をよくその友人の母親が営む雑貨屋で購入していた。大人になっても付き合いがあったのだが、昔と一緒でいつも優しくしてくれていた。

いつも明るくて太陽のような人だった。故人は商売をしながら子育てをして、孫もたくさんいて、忙しくて大変だったと思うがおそらく良い人生だったのだ。そうであって欲しい。

良い人生とはなんだろう?知人や家族が亡くなるといつも考える。なんとなくだが、良い人生かどうかは亡くなる直前に知るのだろうと思っている。

子供の頃からお世話になった人があの世に旅立つと、私はいつも見守られているような感覚になる。恥ずかしくないような生き方をしよう。
おばちゃん、今までありがとう。


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