予告
最近、子供に説教したあと、疲労感と自己嫌悪を翌日まで引きずることが続いた。やはり小学校高学年ともなると一筋縄ではいかず、こちらもつい言葉を重ねてしつこく追い討ちをかけてしまい、結果として子供にも親自身にもかなりの精神的負担が生じる。
先週、今週とそんな日々が続いたが、今夜ついにひとつの解決策を見出した。それが「予告」だ。
「8時になってもお風呂に入らなかったら、お母さんがどうなるか知ってるよね?」
「あと10分以内にドライヤーしないと、鬼婆が降臨するけど大丈夫かね?」
具体的な時間と行動を示して、それが達成されなかった場合に起きるネガティブな結果をほのめかす。すると子供たちは昨夜の悪夢を思い出してきびきびと動き出し、時間内に目標が達成されて私は怒らずに済む。これはいい。まさにwin-win。
今夜は我が家に怒号が響き渡ることもなく、久しぶりに穏やかな夜を過ごすことができた。
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