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トロフィー道#14撃ちまくりわんわんアクション『METAL DOGS』

プレイステーションタイトルのプラチナトロフィーを取る過程やトロコンしたからこその感想、トロフィーハンターとしての奮闘をお届けする「トロフィー道」。
第14回は『メタルドッグス』です。本作は『メタルマックス』シリーズのスピンオフにあたるもので、今回はマスコット的な存在だったポチなどの犬が主人公です。僕は『メタルマックス』シリーズをほとんどプレイしたことがないので、そんなプレイヤーでも楽しめるかなども含めお伝えしていこうと思います。

犬がとにかく可愛い!初心者にも遊びやすいローグライクACT!

『メタルドッグス』のジャンルはローグライクアクションです。ストーリーはきちんとあって、瀕死のところを「Dr.ミンチ」に拾われるところから話がスタート。ワンちゃんたちはその人物を手伝いながら、戦闘犬としての使命を解き明かしていくことになります。
舞台がアオキガハラだったりDr.ミンチが登場したりなど、シリーズを遊んでいるプレイヤーならより楽しめると思います。ですが、きちんとスピンオフとしての立ち位置にいながらも本作から遊ぶ人も単体の作品として楽しめるようになっているので安心です。
難易度はノーマルとハードの2つ。ノーマルは弾薬が無限だったりデスペナルティも無くかなり簡単なので、ローグライクが苦手な人でもサクサク遊べます。対してハードは結構きつめなので注意しましょう。これについては後ほど解説します。

可愛すぎて写真を撮るためだけに装備をいろいろ集めてしまいます。

犬の装備は重火器などの武器だけでなく首輪などのアクセサリーやスーツといった防具があり、見た目にも反映されます。兎に角これが可愛い!背景を決めたりしてスクショ撮影もできるので、そのためだけに装備を集めるのもアリ。ただ1つ残念なのが、能力を重視すると自分のお気に入りのスタイルにはなかなかできないことです。せっかく色々な装備があるのだから、見た目装備に設定できたらよかったなと思いました。

トロコンした過程で苦労したところと、初心者が苦戦しそうなポイント

最終的には100万Gになるらしいが、かなり温存してクリアできた。

苦労しそうなところは難易度「ハード」でのクリアでしょうか。僕はローグライクをあまり遊ばないのと、いきなりハードから始めたので慣れない序盤は特に苦労しました。
ハードではセーブするのにアイテムを消費することに加え、やられてしまったら装備全ロスト+レベルが1からという、いわゆる本格的(というか基本的ですかね)なローグライクの仕様となっています。
先ほど僕はハードから始めたと言いましたが、当初はハードでクリアすればノーマルでもクリアしたことになると思っていたのが理由です。結果は違い、結局両方の難易度でのクリアが必要となります。一般的にはノーマル→ハードという流れが自然かと思われますが、引き継ぎなどはできないためハードからプレイすることをおすすめします。僕はハードから遊んだおかげでノーマルを楽に感じることができ、4時間程度でクリアしました。

セーブアイテム問題ですが、実際に遊んでみて、気にするのは序盤くらいで良いです。最初はお金が無いため「使い切りメモリチップ」がなかなか買えませんが、中盤くらいまでいけば100万Gくらいすぐに貯まります。僕はセーブアイテムのために温存しておいたのですが、結局使わずに400万Gくらい余ってしまいました。1ステージクリアごとにセーブしない限りは頻度高めにセーブしても足ります。お金を貯めるコツは、いらない武器は即売りするのと、店からはセーブアイテムと弾薬以外買わない、です。難易度ハードだと店売り武器や防具が戦力にならないので拾った物のみで運用していきましょう。ノーマルと違い回復アイテムも店売りしていないので、回復アイテムはクリア済みのステージを周回して報酬で集めることになります。ここも微妙と感じたところの1つなのですが、ハードでは回復アイテムなどは各種3個までしか持てず、倉庫があるにもかかわらず超過した分は獲得できません。
なので、2個所持していて2個報酬でもらえるステージをクリアしても1つは無駄になります。これを知らないでずっと周回しているとストックは一向に貯まらないので注意しましょう。アイテムを毎回倉庫に預け、空きを作る作業がだるかったです。

WANTED討伐30、50、100のトロフィーですが、普通に進めていっても50くらいまでしか達成できないので、残りは「砂漠の巨影」のロンメルゴーストで数を稼ぐのが効率よかったです。1回1分くらいあればステージクリアまでいけます。
ハード全クリ後ならなにも考えずに倒せるので、ハード→WANTED→ノーマルの流れが楽です。

せっかくなのでハードクリア時の装備なども載せておきますね。キャラはポチ・ベル・ボナンザの3体で好きな時に好きなキャラで攻略できる感じにはなっていますが、レベルも別だったりするので1キャラに絞るのが良きです。
各キャラそれぞれ特性があるのですが、僕は体力は低いが移動速度が速いベルを選びました。ハードになるとダメージをくらえない(くらったら死ぬレベル)ので移動速度が速いのが正義です。
あとはランダムでドロップするアイテム「ドックタグ」と交換できる武器「205mmキャノン」を早めに入手できるかがカギとなります。攻撃力が異常なのでこれだけでラスボスが倒せます。ただドッグタグが集まるかは運次第なのでこればっかりはどうにもなりませんが。。武器はとにかく火力が高いものを選んでおけばOK。防具や首輪は自動回復が付いていると道中も楽でした。

どうしても倒せない敵がいる場合は、射程の長いミサイルを装備して壁を挟み距離を取ることで一方的に攻撃できるのでお試しください。全ての敵に有効ではありませんが覚えておくと良いでしょう。

評価

プラチナ取得時間 20時間程度(得意な人なら15時間くらいでいけそう)
難易度 ★★
トロコン難易度 ★★★
ゲーム評価 ★★★
オススメ度 ★★★

クリア後のやり込み要素などがなく寂しい感じもしましたが、ボリュームはライトユーザーにもちょうど良いのではないでしょうか。トロコンを狙わなければ難易度ノーマルで遊べばいいので、ストレスも感じにくくお手軽にローグライクアクションが遊べます。ただ、ワンちゃん可愛いで始めるとなんか違うと感じる人もいそうな気がします。
スピンオフとはいえストーリーは良かったです。詳しくは言えませんが、Dr.ミンチと犬たちの絆など感動する場面もありました。いつの時代もどんな時も人間と犬は仲良しなんだなぁ。
トロコン難易度は普通程度。普段ブーストゲーなどで簡単にトロコンしている人がいつもよりちょっと難しめのタイトルに挑戦してみるにはいいゲームだと思います。
犬好きの僕としてはグッズがでたら買ってしまいそう。これに懲りずワンちゃんにスポットを当てた作品を出して欲しいですね。


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