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トロフィー道#5 “後悔なき選択”を―。PS4 Caligula2-カリギュラ2-

今回を持ちまして毎日更新は一旦終了となります。今後は不定期ではありますが高頻度で更新できるよう頑張ります。長く続かなくちゃ意味がないですからね。無理なくやっていきます。
さて、第5回は『Caligula2-カリギュラ2-』です。このタイトルもちょっと前にトロコン済みということで、色々思い出しつつネタバレのない程度に感想を書いていきたいと思います。

後悔、そして「選択」するという辛さ。心に刺さる物語が自分を見つめ直すきっかけに

謎のバーチャドール・リグレット。
彼女の歌を聴いた人間は次々に別世界にとりこまれていく。
彼女が創った“リドゥ”は人々の後悔が創り出す仮想世界。
『あのとき、ああしていれば……』
誰もが密かに抱える人生をやり直したい想いを実現してくれる世界。
選ばなかった選択肢を選んでいた世界の自分――リドゥとは
そんなifの人生を体感できる、後悔のないぬるま湯の世界である。

主人公はリドゥの破壊を試みるもう1人のバーチャドール「キィ」と現実の存在を知ってしまったメンバーを集め、現実に帰るべく「帰宅部」を結成。
世界の創造主に立ち向かっていくというストーリー。
時系列的には前作『Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ -』の後の話となり、2代目帰宅部の奮闘を描きます。

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メインストーリーは本当に最後の最後まで展開が読めず、ギリギリになって色々なことがわかっていきます。テンポよく進んでいったのでダラけることなく最後までプレイし、トロコンすることができました。続編とはいえど、本作から遊んでも全く問題ナシ!2をクリアしてから5年前に何があったのか…というように遡っても良いと思います。ただ、1より2の方が細かな改善で遊びやすくなっているので多少の不便は感じるかも。

親交を深め相手の闇へと踏み込んでいくキャラクターエピソードは、全キャラが深く考えさせられるものでした。このエピソードは進行しなくてもゲーム自体は進められクリアすることも可能ですが、全てのキャラクターの本当の姿を知ること本作をより楽しむことができるので、トロコン目指す目指さないに関わらずこれは必須と言えるでしょう。
どのキャラクターもなかなかな闇を抱えていて、特にあの人なんかは「選択」をすることが僕が想像できないほど辛いはずなのに、それでも最後は帰宅することを選びます。誰でも後悔はあるし、自分にとって都合のいい世界に居たい気持ちは僕にもあります。それなのに本当の意味での「生きる」選択をした帰宅部メンバーの決意に目頭が熱くなりました。
僕は後悔の無い選択なんてないと思っています。正確には今選んだ選択肢が正しいかどうか現時点ではわからないということです。
だから、後悔しないように今選んだことを正解にするために一生懸命頑張ることこそが本当の意味での「生きる」ことなのかなと。過去を悔やんでも何も変わりはしませんが、生きていくことで未来は変わっていくとある人も歌っていました。
帰宅部メンバーの一言一言に心が動かされ、自分自身の後悔や今までしてきた選択など、自分を見つめ直す機会にもなりましたね。この独特な空気感はカリギュラらしさなのではないでしょうか。

プラチナトロフィーまでの流れ

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プラチナトロフィーを目指して進めるにあたり、様々な進め方がありますが僕の進めた流れを紹介しておきます。まず、前提として1周半くらいする必要があります。これは全てのキィの楽曲を獲得するという「キィの歌声」とクリアデータで2周目を始める「リドゥでのやりなおし」を取るため。
6章の分岐でバッドエンドに突入する必要があるので1周半です。
僕は全クリしてしばらく浸っていたいのに2周目でバッドエンドは嫌なので、最初はバッドエンドまで進め、その後に全クリを目指しながら収集要素などをうめていくことにしました。気持ちよく終わりたい人はこの形が良いと思います。この方が効率も良いです。

トロコンする過程で苦労したところ

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作業的な辛さという意味ではクエストを全てクリアする「幸せな世界」でしょうか。これには帰宅部全員のキャラクターエピソードも含まれますが、そこは苦にはなりませんでした。むしろかなりよかった。
ただNPCのクエストがね。。様々な場所を移動しなければいけないのですが、このテンポが悪い。ダンジョン間の移動ができればよかったなと。あとはあっちこっち行かされてお使い感が出てしまい後半は息切れしてしまいました。
あと僕は苦労しませんでしたが、上記のトロフィーを取る過程で集めなければいけないポケットティッシュ問題です。ポケットティッシュはふくびき券を使用してふくびきをすることで入手できるものなのですが、ゲーム発売当初はハズレの景品なのに出にくかったり必要数が多いため数が足りず2周、3周する人までいました。現在は調整が入ったらしく、必要数もかなり少なくなり、心なしか入手もしやすい気がするので特に気にしなくても大丈夫です。今でもカリギュラ2で検索すると、「カリギュラ2 ポケットティッシュ」とすぐ出てきます。先人はかなり苦労したみたいです。
それ以外は気をつけることはないと思います。僕はWIREの話題を全て入手する「チャット上手」が心配で、念のためことあるごとに街中を歩きまわって調べ、取り逃がしの無いよう気をつけていましたが時限要素はないようです。確実に無いとは言い切れないので心配な人は各章ごとにしっかりと街(駅前)を探索してみてください。

評価

プラチナ獲得時間(目安) 50〜70時間
難易度 ★
トロコン難易度 ★★
ゲーム評価 ★★★★
オススメ度 ★★★★★

プラチナ獲得時間は人によって結構差が出そうなので幅広く記入しました。EASYだと敵はおろかボスまでかなり弱くゲームオーバーはあり得ないと思うのでクリアまでの難易度はかなり低いです。難易度はいつでも変更できるので気軽にいじってみましょう。難易度に関するトロフィーもないので、トロフィーやストーリー目的ならEASYでサクサク進めるのも手だと思います。
トロコン難易度は技術を要するものがないのですが、時間はそこそこかかるので星2つ。
ブーストゲーではありませんが、どのプレイヤーにも刺さるテーマを題材にしているゲームだと思うので『カリギュラ2』は皆さんに遊んで欲しい作品です。ペルソナシリーズが好きな方ならすんなりハマれると思います。

息切れ気味にお送りしてきましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。これからはマイペースに好きなことを好きなだけ更新していきますので、応援よろしくお願いします。コメントも待ってます!ではまた。

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