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トロフィー道#35 ゲーマー度がわかる!?『ASTRO BOT(アストロボット)』

プレイステーションタイトルのプラチナトロフィーを取る過程やトロコンしたからこその感想、トロフィーハンターとしての奮闘をお届けする「トロフィー道」。第35回は『ASTRO BOT(以下、アストロボット)』です。もうすぐTGS2024が開催されるということで今からワクワクしていますが、皆さんは参加されますか?今回トロコンした『アストロボット』もSIEブースにて出展され、試遊するとオリジナルTシャツが当たる巨大ガチャが引けるとのこと。まだ遊んだことがない人はこの機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。僕はTシャツが欲しすぎるので検討中です。ストーリーはあってないようなものなのでネタバレは大丈夫な気がしますが、ステージや登場キャラの驚きも楽しめるゲームだと思うのでその辺りを気にする方はネタバレ注意です!


みんなが楽しめるPS5の機能を生かしたお祭りゲー!

本作は銀河中に散り散りに仲間のボットを探すためアストロが様々な惑星を冒険するアクションアドベンチャー。前作『ASTRO's PLAYROOM』の操作感や世界観はそのままに、より壮大で遊びごたえのある作品に仕上がっていました。『ASTRO's PLAYROOM』を遊んだことがある人はすんなりプレイできると思います。シリーズが初めてという人でもチュートリアルがありますし、そもそも操作自体がシンプルなのですぐに慣れるはず。今作もPS5の機能をフルに使ったものとなっていて、ステージごとの多彩な仕掛けに驚きと感動がありました。特にハプティックフィードバックの細かな感触は前作よりも進化している感じがします。

PSを代表する150体以上のキャラが登場!

かぼたんは公式呼称なの!?

本作ではPSの人気キャラなどがボットとして登場。その数なんと150体以上。トロやピポサルといったPSのマスコット的なキャラから他社の人気タイトルのキャラまで本当にたくさんのキャラが登場します。新しめな作品やこの作品まで!?というようなところのキャラまで網羅されていて集める楽しみもありますね。〇〇もいたし〇〇もいたと言いたいところですが、実際にプレイして驚いて欲しいので画像はこのくらいにしておきましょう。どの作品のどのキャラということは明記されていないのですが、好きな人には確実にわかるようになっています。当時の思い出が蘇る…。

再現度の高いステージはもはや新作!

通常のステージ以外にも人気作品のステージも存在。このステージではその作品主人公の能力を使った遊びが楽しめます。再現度が高いという次元ではなく、『サルゲッチュ』ステージに至っては新作といっていいくらいの出来でした。本作のクオリティだけでなく、改めて元になったゲームの凄さを感じましたね。今でも楽しめるゲーム性ってかなり凄いことだと思います。


トロコンに向けて

トロフィーについては、時限要素はないのでご安心ください。コンプ要素についても、クリア済みのステージでコイン200枚を使い連れて行けるようになる鳥のボットがサポートしてくれるので苦労することはないでしょう。特定のステージで特定の行動をとるトロフィーは意識しないと達成できない場合がありますが、トロフィーリストを確認しながら遊べば問題なく獲得できると思います。

トロコンした過程で苦労したところと、初心者が苦戦しそうなポイント

ネイサン(左)とララ・クロフト(右)

『アストロボット』は色々なゲームを遊んでいるほど楽しめる作品となっているのですが、その知識や経験はトロフィー獲得にも役立ちます。わからない人が苦労しそう+わかっていてもどう行動すれば良いかが不明で苦労しそうなトロフィーは「実は仲良し?」です。このトロフィーの獲得条件は「アストロベースキャンプで2人の伝説の探検家を1枚の写真におさめる」です。まずが2人の伝説の探検家が誰かわからなければ始まりません。ある程度ゲームの知識があれば、ボットを集めていく過程で「アンチャーテッド」のネイサンと「トゥームレイダー」のララ・クロフトだとわかります。ここまでは割と簡単で、難しいのがここから。"1枚の写真におさめる"というのは少し手間でしたね。助けたボットはどこかに配置され、通常は動きません。対象の2人を1枚の写真におさめるにはなんとかして近づけさせなければなりません。

△ボタンを押すと仲間のボットがアストロのまわりに集まってくるのでそれを利用します。あとはネイサンとララ・クロフトを近づけるだけです。近づけるだけ…これがなかなか大変なのです。ボットに個別に指示を出したりできるわけではないので、□ボタンで吹っ飛ばして無理やり位置調整をするほかありません。トロコンに向けてのところで時限はないと言いましたが、ボットの数が多くなると大変なので早めにやっておくことをおすすめします。上手く位置調整できたかの確認は、2人が話しているかどうかです。成功していればキャラがお互いの方を向き話しはじめます。それを確認したら写真をとればOK。

アクションゲームが苦手な人は「試練」ステージに苦労する可能性があり、特に最後の試練はゲーム中、上級者の僕でも何度もリトライしてやっとクリアしたくらい難易度が高いです。SNSでも難しいという投稿を結構目にしました。ストーリークリアには関係ない部分ではあるのでトロコンしたい人やプレイヤースキルに自信がある人がやるやりこみコンテンツ的な位置付けですかね。それでも1つ1つのギミックのパターンをしっかり覚えて処理していけばクリアできる難易度にはなっていると思います。焦らずゆっくり何度も何度も失敗しながら身体に覚えさせるという行為を楽しいと思えるかどうかが重要です。脱初心者に最適な難易度だと思うので、これを機にプレイヤースキルのアップを目指してみるのも良いと思います。

評価

プラチナ取得時間 15〜20時間
難易度 ★
トロコン難易度 ★★
ゲーム評価 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★

トロコンまでにかかった時間は約18時間。スクショを撮ったり細かく探索したりボットの情報を見たりとゆったりプレイしてこのくらいでした。試練次第でトロコンまでの時間は変動するかと思いますが、24時間以内には可能でしょう。

最後に感想を少し。『アストロボット』をプレイして、久しぶりに"ゲームをしている感覚"になりました。ムービーもコンパクトでしたし常にコントローラーを握ってなにかをしているのが要因でしょうか。アストロや仲間のボットも可愛くて最初から最後までずっと楽しさが続き、笑顔になれる作品でした。
以前「ゲーマー」の定義とは?という記事を書きましたが、本作もゲーマー度が測れるのではないかと思います。ここでいうゲーマー度とは僕の書いた記事で僕が思う部分と、ゲーム愛的なものですかね。色々なゲームに触れていればこのボットはどの作品の誰かがすぐにわかるでしょうし、『アストロボット』を通して他の作品のことを友達などと楽しく語れる人は技術云々関係なくゲーマーだと僕は思います。じゃあ語れない人はゲーマーではないのかというわけでもないのが難しいところ、良いところです。わからないことがあっても、それはこれから知っていく楽しみなのですから。
とにかく、今年遊んだゲームで上位に入る面白さだったのでゲーム評価、オススメ度ともに星5つです。というか1位の可能性すらありますね。
ゲームの楽しさ、そしてPS5のポテンシャルを感じさせてくれる良ゲー…いや神ゲーでした!


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