洋書を読みたいあなたへ
こんにちは。以前、手帳の記事を書いていましたが、今回から、読書や手帳、勉強など知識や習慣をどうやってつけていくのか、についての記事を書こうと思い、IDを改めました。どうぞよろしくお願いします。
洋書、読んでるとかっこいい?
ホリエモンがYoutubeのなかで、活字が読めない人が、インテリアピールで本を持っている、といっていたことに「え?」と思いましたが、それって私の洋書かいな〜?と思い苦笑しました。
私は今でこそ洋書をスイスイ読むことができますが、それに至るまでは結構な苦労がありました。
病気療養中に読んだ洋書
今から20年ぐらい前、ハリーポッターシリーズの1冊を読みました。パソコンで辞書を引きながら、一応読破して、なんとなく意味も分かりました。当時病気療養中だったので時間があったのですね。
病気療養中に、高校時代にホームステイに行ったファミリーの女の子とメールで連絡をとっていて、彼女が病気と闘っている私に、”I'm proud of you."というメッセージを送ってくれ、それもあって辛くも病気から再起しました。
それを読んだ私は「アメリカに絶対に会いにいくぞ!」という思い、それがあったのです。
勉強を始めようと思ったきっかけ
再起して、会社勤めを始めた時、同い年の男性が昼休みに猛烈に勉強しています。
「勉強って20代にやるものじゃない?」と思ったのですが、ストイックに勉強する姿は当時私には新鮮で、私もじゃぁ、英語の勉強を始めようと思いました。
私の英語はその頃TOEIC600点程度でした。そうこうしているうちに、書店で、こんな本に出会いました。
お金かけずに英語を習得
この本は、海外留学しなくても英語が勉強できるというコンセプトの本でした。私は当時お金がなく、留学なんて考えられませんし、英会話スクールも当時はオンラインなんてものがありませんでしたから、この本は私にあっていました。
この本の中で出会った参考書
この本の中で、旺文社さんのダイアローグという本に出会いました。TOEICの単語を文脈で覚えられる、という趣旨の本です。
私が当時なりたい状態は、ネイティブと日常会話を普通にして、洋書を読みたい、ということでした。TOEICのスコアは関係なかったのですね。
いよいよこの本でトレーニングを始めます。それは、この本の前書きにあったように、ノートに音声を聞き書き(ディクテーション)することでした。
私は前述のように、どうしても英語がわかる人になりたかったので、素直にディクテーションをしました。正直、最初はキツイです。でも、内容を全て覚えてしまうまで(3回回しました。)ディクテーションをやりました。
電車で各駅停車で座ってやりました。半年ほどで終わったでしょうか?それでTOEICのリスニングセクションが450点を超えました。ディクテーションの効果は、
英文の語順で物事がイメージできるようになる。
文法について正しくなる。
この2点です。もちろん、高校時代、きっちり文法をやっていたこともありますが。
そこでもう一回ハリーポッターを読みました。
すると、頭からガリガリと読めるのです。ハリーポッターの最終巻が翻訳される前に原書を読み終えることができました。もちろん、わからない単語がありますので、電子辞書で引きました。
そこで、私は一旦、財務系のお仕事に回され、簿記などの資格を取るように言われてしまいました。
TOEICは785点まで上がりました。しかし、その程度で洋書は読めてしまいます。TOEIC対策は一切していません。ポイントは上にも書きましたが、もう一回書きます。
英語の語順で物事のイメージができるようになる。
これですね。現在ではリスニングの力を落とさないようにシャドーイングをしています。シャドーイングの教材も色々ありますが、今やっていていいなと思う教材を上げておきます。
これなかなか評判がいいです。お値段もお手頃だし。
重要なのは洋書を読みたいという動機ですね。
ディクテーションは最初キツイですし、シャドーイングも慣れるまで時間がかかります。私の場合、ホームステイしたファミリーとスムーズに話せるように、まずは英文をスイスイ読みたいという強烈な動機がありました。
もし、ホリエモン的にインテリ訴求で洋書を持ちたい、ということでなければ、洋書読破、お勧めします。
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