しゅく@山の中の小さな暮らし

3人のこどもたちと毎日の暮らし。山の中の小さな町で暮らしています。私の好きなものを綴っています。

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豊かな気持ちで自分の人生を生き直すきっかけ/『限りある時間の使い方』

今年、40歳になる。 そんな歳になってもなお、「もっと頑張らないと」「もっと結果を残さないと」「もっと何かを達成しないと」・・・もっともっと、「ここではないどこか」を、自分でも無意識の内に求めていた。 だから結婚して子供が3人いるにも関わらず、「このままじゃいけない」という強迫観念に追い立てられ、どこか遠くを見ていた気がする。 そして「もっと何かを残さなければ」と焦りながらも、その「何か」が何なのかも分からず、「私は若い頃なにをしていたんだろう・・・」と更なる自己嫌悪に陥る

    • 夏野菜が繋いでくれたご縁

      去年から、夏野菜に恵まれている。 ひょんなことから、近くでオーガニックの野菜作りをしているご夫婦から、定期的に野菜を届けてもらえることになった。夏限定というのが残念な程、とにかく新鮮で美味しい。 美味しい野菜というのは、ただそれだけで日々の料理をとても楽にしてくれる。何しろ、トマトは切って塩をかけただけで美味しいし、きゅうりも切って味噌を付ければ立派な一品になる。ナスもピーマンも、切って焼いて、醤油をかけただけで満足。もちろん3人の子供たちも、嬉しそうに良く食べる。毎日の

      • イングリッシュローズにハーブに山椒。今年は野菜も植えました/3年目の庭

        庭が好きです。 春になると、そわそわしながら今年は何を植えようか考えます。 本当は、毎年自然に生えてくる宿根草で埋め尽くしたいのだけれど、まだ3年目の庭はまだまだ試行錯誤中。 この場所に合うのはどんな植物か、試しながら育てているところ。 今の庭のメインは、イングリッシュローズとアナベルです。 冬の間は眠っていても、春になると葉をつけ始め、わくわくします。 今年は輝くようなオレンジイエロー色の「ゴールデンセレブレーション」(イングリッシュローズ)の株が大きく育ってくれて、次

        • 自分で作り出すことの豊かさを知る

          作るのが好きな息子(7歳)のために、なにか機会を作ってあげたい! シュタイナー学校では小3くらいで家を作るらしいから、それも経験してみたい! と小さく呟いていたら、 仲良くなった人が美大卒で 小さな木工教室を開いてくれた! 小屋も作れる・・・! うわ、すごい!実現した!嬉しい!! と思っていたら、 その人が、家のあれこれ、小さな本棚や棚、机、花瓶なんかも自分で作ってしまう人で、 美意識というかとにかくセンスが良くて、 自然な感じがとても素敵、 「はあーーー(うっとり、た

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        豊かな気持ちで自分の人生を生き直すきっかけ/『限りある時間の使い方』

          なんだか調子が良いのには、ちゃんと理由がありました

          化粧水やなにやらを手作りしたい! と思い立ったところから始まった今年。 なんだか最近とても調子が良いのです。 いちばん分かりやすいのが肌。 顔の皮膚がいつもピカピカしている感じで、 朝から調子がいいなーって思う。 この理由のひとつは、 化粧品を手作りにしたことと、自分の肌に合ったオイルを使っていることだと思う。 化粧水はとてもシンプル。 一度沸騰させた湧水とグリセリン、ハチミツ、ビタミンC、ラベンダーオイルを心のままに(一応レシピの分量は参考にして)混ぜるだけ。この化

          なんだか調子が良いのには、ちゃんと理由がありました

          野菜中心生活の始まりとスパイスの力

          一昨年くらいから、スパイスを常備するようになった。 きっかけは、たまたま知り合った人がインドカレーを作る人で、そのカレーがとても美味しかったから。 元々ヨガやアーユルヴェーダに興味があったこともあり、「インドいいなあ」「スパイスいいなあ」と手を出した。 最初のカレー作りに参考したのは渡辺玲さんの『誰も知らないインド料理』 料理本らしからぬ、この文庫本のレシピのカレーが簡単で美味しくて、一気にはまった。 ここしばらく遠のいていたが、ちょっとしたきっかけがあって、野菜中心の

          野菜中心生活の始まりとスパイスの力

          ワクワクを信じる一年の始まり。手作りスキンケアをしてみたい

          今年は「やりたい!」と思ったことを、 躊躇なくやってみる年と決めている。 直感を信じ、自分に優しく、素直に。 と決めてすぐ、ピン!と来たのは スキンケアだった。 石鹸やスキンケア用品を 自分で作ってみたい・・・! 去年はデパートのコスメカウンターに行ったり、 外向きのケアをしたかったけど、 今年の気分は違う。 食べ物を選ぶように、 自分が安心できる材料で、 シンプルなケアをしてみたい。 そう思ったのは、『お風呂の愉しみ』という本の影響が大きい。 25年前の本だけど、な

          ワクワクを信じる一年の始まり。手作りスキンケアをしてみたい

          思いがけない休暇

          2才の末娘が風邪をひいて、1週間保育園を休んだ。 私も仕事を1週間休んだ。 まずは、1週間休める会社と環境に感謝。 同時に、小さい子どもを持つ母親は会社で働くのは大変なことだと改めて思う。 この1週間は私にとっても貴重な時間だった。 仕事を始めてから(まだ2ヶ月目)、いつも時間がない時間がない、と感じていたので、自分と向き合う良い機会になった。 心に余裕を持つために私にとって大切なのは、定期的に頭の中をデトックスすること。 頭の中で考えていることを、紙に書き出すとすっきり

          なかなか治らない風邪に漢方薬を漢方薬を飲むようになってから、自分の身体に対して前よりも注意して見るようになった。これまでいかに無頓着だったか・・・。

          なかなか治らない風邪に漢方薬を漢方薬を飲むようになってから、自分の身体に対して前よりも注意して見るようになった。これまでいかに無頓着だったか・・・。

          久しぶりに熱を出した。普段は飲まないせいか、市販薬がとてもよく効いた。子どもたちの優しさに涙が出た

          久しぶりに熱を出した。普段は飲まないせいか、市販薬がとてもよく効いた。子どもたちの優しさに涙が出た

          5月の楽しみ

          梅酒を仕込んだ。 梅干しも作る予定で、追熟している。 梅酒も梅干しも大好きだけど、自分で作ろうと思ったことはなかった。 でも今年は、導かれたかのように、色々なことがするすると進み、気付けば地元の梅を2キロ買い、梅酒と梅干し作りをすることになった。 去年より自由な時間が増えたわけでもない。 でも、子どもたちと一緒にやればいっか、という気楽な気持ちになれた。 案の定、子どもたちの前で梅仕事をしていたら、みんなやりたくなってどんどん手伝ってくれる。 丁寧に仕分けしてくれるから、

          GWとおもちゃとテレビ

          おもちゃの整理をしている。 きっかけは4歳娘さん。 おじいちゃんやパパと出かけるたびに新しいおもちゃを買ってもらうけれど、三日も経たずに飽きる。 それでも、まだまだ欲しいものがたくさんある、というので、これはまずいと思った。 リカちゃんも、シルバニアも、際限がない。 次から次へと買ってもらって、増え続けるけれど、大好き!な様子も、たくさん遊んでる様子も、大切にしている様子もない。 1歳娘や6歳息子と楽しく遊ぶ、というわけにはいかないので、「わたしがつきっきりで遊んであげ

          小学生からのシュタイナー教育

          長男が小さかった時にはピンと来なかった 「シュタイナー教育」 それが今、とても気になっている。 きっかけは1冊の本。 これから子どもにどう育って欲しいか、 私にとって大切だと思うことが分かったから。 「主体性」さえあれば子どもと向き合う時に大切にしたいこと、 それは「主体性」。 押し付けや命令ではなくて、 本人が自分の頭で考えた 「やってみたい」という気持ち。 これさえあれば、大丈夫だと思う。 具体的には、 「やってみたい!」という気持ちを大切にすること 失敗を

          小学生からのシュタイナー教育

          当たり前のとても大切なこと。時間は有限だから「今」を生きよう

          長男が小学校へ入学してから2週間。 直接関係は無いけれど、自分の中で色々な変化があった。 まず、時間は有限であり、日々のタスクは永遠に終わらないと知ったこと。 本当に当たり前のことだけれど、自分の事として「本当に知った」という感じ。 専業主婦の今、「仕事をしていないのだから忙しく無いとダメ」という訳のわからない強迫観念的な思い込みと、実際に「家事はやってもやっても終わらない」という事実の間で、何を目指しているのか分からなくなってしまったまま、目の前のタスクに追われていた。

          当たり前のとても大切なこと。時間は有限だから「今」を生きよう

          過疎地での教育について考える

          4月から長男が小学生になる。 この山奥の小さな町で子育てをする覚悟を決めるまで、いちばん心配だったのは子供の教育のことだった。 一学年の生徒数は十数名。 もちろん1クラスしかない。 それでも多い方で、一桁数の生徒しかいない学年も半分くらいある。 基本的に、公立の保育園、小学校、中学校と同じメンバーで進む。 移住者は少ない。 共働きの家庭が多く、教育への関心は高くない。 県内で一番と言われる公立高校へは、バスを乗り継ぎ2時間程かかる。 子供の数の少なさや、閉鎖的な空気、

          過疎地での教育について考える

          秋を健やかに

          11月某日 土曜日 今朝は霜が降りていた。夜は冷える。すっかり寒くなって、遠くの山には雪が積もった。 今日は最高気温が14度、最低気温は2度まで下がるらしい。 10月は、1ヶ月の半分くらい誰かしら風邪をひいていたので、今月は体調管理に気を付けている。 お陰で2/3程か過ぎた今でも、誰も風邪をひいていない。 気になるのは4才娘さんが、手足がとても冷えていて朝お腹が痛くなること。朝は食欲がないことも多い。 漢方薬の人参湯を試してみようと思う。 先月、子どもたちの風邪をもらって