新規事業を作れる人とそうでない人
昨日は仕事に向かうマインドセットやリーダーシップについて書きました。
それとほぼ同義な感じがしますが、新規事業を作れる人とそうでない人という観点もあります。
新規事業を作るためには、「自分が欲しいものやりたいことがはっきりしていて、自分が起点となって行動できるか」がポイントだと考えます。
まず、こういう世界観を描きたいという自分なりの考えが必要です。
ビジョンといった言い方もしますが、世界経営計画のサブシステムを担うという表現が私は好きです。
世界、社会への洞察がまず必要です。そのためには、本を読んだり、人と会ったり、行動して体験を積んだりすることで自分の視野を広げ考えを深めていきます。
その中で、この社会のここがおかしいのではないか、こうあるべきではないかという自分なりの考えが出てきます。
一方で、流れ着いたところ、一生懸命働くというのも個人的には大事にしています。
スタジオジブリの鈴木さんが以下のようなことを言っています。
世界のサブシステムをどうしたいか、社会がどうなったら良くなるかは、自分というよりは他人に関することです。
そうすると、深刻な問題が起こってもあまり疲れずに、明るく元気に働けるというのは合っていそうです。
自分が起点になる必要がありますが、あくまで他人や社会のために何かをしたいと考え続けられるかが、新しい事業を粘り強く作れる人とそうでない人の違いではないでしょうか。