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〜千代の山!迫力の紙相撲〜64年前の日記

昭和33年  2月2日  土曜日 晴れ

* 四釜くんと住岡君が帰ったので、ぼくはおやつの二十円を持って清光堂 * に行きました。僕の目的はひさしぶりに紙ずもうを買うことです。

清光どうにつくとすぐ買いました。
外に出るとすぐ中を調べました。

でも落っこどしちゃいけないので、またポケットの中に入れました。
薬屋の所に来るとまた見てしまいました。

すると、一つのふくろの中みが土俵と刀だけっ(し)か、入っていません。
ぼくの思ったのは、調べた時落としたんだと思います。ほんとにざん念でした。

*  四釜君:4組の中で学業で彼の右に出る者はいないと言われた秀才。
* 清光堂:中山小への通学路(木下街道に出る角)にある文房具店


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紙相撲に凝りました。立体の紙製の相撲場をトントントンと叩くと力士同士がぶつかり合い臨場感を味わえる遊びでした。押出し、上手投げ、引き落とし等の多彩な技を見せてくれます。いろいろなお相撲取りの紙相撲を集めました。千代の山、栃錦、若乃花、朝潮、大内山など懐かしい!一つ、五円の紙相撲、好きな力士が詰まった袋を懸命にさがして買いました。 
「11勝横綱」などと陰で呼ばれてましたが ” 千代の山 ” が好きでした。
この日は中身を調べたときに落としてしまった? 実に私らしいです。================================

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