〜洋ちゃん、渋々医者に〜64年前の日記
昭和32年 12月3日 月曜日
あたたかいこたつの中で勉強をしていると、お母さんがガチャガチャとお茶わんの音を立てて「洋ちゃん、お医しゃに行っておいでよ」といいました。
すると洋ちゃんは元気のない声で「平気だよ」といいました。
そばにいたお兄ちゃんが「おまえ、行ってくるんだよ!」
「そうだ、そうだ!」とお兄ちゃんとお母さんがいっても洋ちゃんは
首を下にふっただけでした。
楽しいごはんが終わると、お母さんは
「洋ちゃん、早くいっておいで、お母さんもいってやるから」というと
やっと「うん」といいました。
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当時は夜7時過ぎでもお医者さんはまだ診療していたのだろうか?
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