~民を気遣う推古天皇〜64年前
昭和32年 11月25日 日曜日
目をさますとぼくの体はひきぶとん* の上から四十センチメートルくらい下に首を枕の上に乗っけてうつらうつらねていたのです。
洋ちゃんが家を出ると六じょうの電気をぱっとけして自分のとこにもぐりこんでしまいました。
ぼくは「みんな遊んでないかな?」と思い心配になってきました。
思いっきりかけ布団をどかしてろうかに出ました。
急に寒くなりぷるぷるぷるしだしました。
げんかんの戸をあけると、宮川さんの家のけむりがもうもうと立って
けむくなってしまいました。
* ひきぶとん ⇨ (正) しき(敷き)ぶとん
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民の家の煙突から煙が上がっているのを見て、民が暖と食事を
とっている証と安心した推古天皇。
昨日先生に文字が汚いと叱られたので、今日の日記は丁寧に書かれて
いるようですが、いつまで続くことやら。==================================================
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