〜朝の隙間〜64年前の日記
11月3日 土曜日 天気が分かりません
朝、目をますとお父さんもお母さんもぐっすりねていました。
まっくらですが、ペテの毛だけ白色に見えました。
ぼくがろうかに出ると、ペテはなにもしないでぼくをながめました。
ぼくはしらんぷりんして、まどのかぎをやっとあけ さんに手をかけて
グーッとあけると、まもなくキーッ キーッ キーッとびっくりするほどの
音がしました。
ぼくの耳はシーンとへんな音がしています。
外をながめると、空はくもりになっていました。
へんだなーと思いましたが、また晴れると思ってまた休みました。
===========================================================
昔の窓やトビラの枠は木製、開閉時の軋む音は独特で時代を感じさせます。
この日は文化の日、明治以後のこの日の天気は一日を除き晴れとのこと。
昭和32年のこの日早朝は曇り、果たして晴れたのか?!
===========================================================
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?