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〜手作りの土俵〜64年前の日記

昭和33年  1月25日  ㈮  くもり

しゅうちゃんと橋谷君の家へすもうをしに行こうと、本屋の所をまがると
*グランドでは橋谷君が一生けんめい土俵を作っていました。

急いで行ってみると「わ(輪)」を書き、なわ(縄)をわ(輪)の通り引きその上に砂をかけています。
僕たちも手伝おーうとしていると、橋谷君は「まくしお(撒く塩)がないから、あそこの米屋に行ってお米のからを持ってこいよ」といったので行こうとすると、お田君も橋谷君も飛んで来ました。

一番さいしょは手に持って行きましたが、今度は大シャベルいっこ、次がバケツと大シャベルです。
土俵を作ると竹内君たちも来てみんなであそびました。


 とても おもしろそうね。(石橋先生)


*グランド(正⇢グラウンド):橋谷君ちの庭はテニスコートになっており、
野球もテニスごっこもできた。この日は本格的な土俵を手作りしている。
橋谷君んちの現在はマンションに変わってしまいコートの跡形もない。

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全国の小学校で校庭に相撲土俵が最も多いのが市川市である、と以前に聞いたことがあるが........。
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