〜ケイコタンが来た〜64年前の日記
昭和33年 1月13日 日曜日
風のふく外で”三度ぶつけ”をやっていると、ボールをなげようとしたかっちゃんが「あっ、誰か来たよ!」と指さしたので、ふりむくと * ケイコタンがだっこされながらおばさんたちと家に入って行くのです。
僕はどうしようかとまごって * しまいました。
何をしていてもしようがないので、思い切って門まで歩いていきました。
げんかんの方から「あーら、久しぶりだこと!」というお母さんの声が聞こえました。
そののち、ケーコタンとみんないっしょに遊びました。
* ケイコタン(ちゃん) :真間・伊藤家の長女(侑子姉)の子供、つまり姪っ子。
* まごって:まごまごして (今風の略語か、当地の方言かは不明)
==========
もしも、「まごって」という言い方が「まごまごして」の略語であるならば、とても興味深い。言葉をなんでも略してしまう現代の若者言葉に少なからず愉快ではない感情を抱いている自分が使っていたとは。(苦笑) ==============