〜タワシで洗ったって！？〜６４年前の日記

昭和３３年　　１月１０日　　　木曜日　晴れ

湯気の立つおふろの中でかたく決心したのです。

それはいつも体をヘチマであらっているので、ふたの上に乗っているタワシで一回あらってみようと思ったのです。

まもなくジーンと顔までが熱くなってしまいました。
もう出ていいころと思ったので、ザーッとしぶきをあげて出ました。

湯がふろからこぼれ、ジャーという水の音が聞こえました。
体を見ると湯気が立ち上っています。

小椅子にこしをかけると、さっそく湯をくみました。
一番最初に体をあらいました。

思ったより、いたくありません。
耳、顔、頭をあらい、またふろに入るとじーんと体の所々がいたくなりました。

顔も　たわしで　あらったの？　　皮が　むけて　しまいます。　　
(石橋先生)

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この試みは無謀と言うか、なんて言うか。
本当にたわしで体を洗ったのだろうか？であれば、愉快愉快！
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