他人に依存すべきか
当然ながら、ヒトとは良い関係を気づきたいと思う。
しかし、「良い関係」ってなんだろう。
「良い関係」が、お互いの隅から隅までを知ることとは限らない。
ぼくはある程度、「つながり」を意識して生きてきた。
一緒にいる人とは「つながっている感覚」を求めてきた気がする。
しかし、つながりすぎるのは良くないと思うようになった。
10ではなく8で留める。そういう感覚を持つようになった。
打算的な言い方をしてしまえば、リスクの回避のためだ。
周りに頼れる人が誰もいなくなっても、一人で生きていける状態でなければならない。
そのためには、他人に10のつながりを求めてはいけない。
適度な距離を保っておくべきだ。
依存度合いを、あるライン以内に抑えておくべきだ。
そうしておくことで、それを失ったとき、再起しやすくなる。
メンタル弱めなぼくは、誰かに依存していなければ、生きていけないと思ってきた。
でも実は逆で、誰かに依存したり期待するほど、最終的にメンタルにやられることが多かった。
メンタルが弱い人は、ヒトとのつながりに上限値を設定することで、自分を守る必要があると思う。
依存や期待は、その瞬間は満たされるが、その後トータルで見たときにリスクが大きすぎると思っている。