久しぶりのじいちゃん
じいちゃんは長い間一人暮らしで、前は毎週ママと家に行ってたけど、一人暮らしを始めてからはなかなか行けなくなった。今日は学校が全休やったからままを職場まで送った後久しぶりにじいちゃんに会いに行った。🚗
いつも行ったら玄関にスリッパが置いてあり、今日も並べてくれてて嬉しかった。外は32度やったけど家の中は日本家屋やから涼しい。風鈴の音と古い扇風機と、NHKのテレビをかけながら学校の課題をして、じいちゃんは私の横でずっといろんな話をしてた。村のこと、孫たちのこと、娘のこと、私の留学。いろんな話を一時間半ぶっ通しで話して、日頃一人暮らしやから聞いて欲しいんやろうなぁ〜と思ったから相槌を打ってた。
ちなみに内容はプラスになるようなことではなく、全部マイナス思考なことを話していて、聞き流そうと思っても私は受け止めてしまうタイプやから途中からすごく辛くなった。
留学については、ママは私の気持ちを応援してくれてて前向きに考えてくれてるけど、じいちゃんは心配とかマイナスな発言しかなく、一回も応援とか前向きな言葉はかけてくれなかった。別に望んでなかったけど、それやったらマイナスなことも言わないで欲しいと思った。
もう留学も決まって、大変なビザ申請も乗り越えた後やのに暗い気持ちにさせられて、悲しくなった。耐えられなくて、昼休憩のままに泣いて電話した。
心配してくれてる証拠やっておもったらそうやし、幸せなんかもやけど、私はちょっとのことでも昔から泣いてしまうから今回も泣いてしまってあちゃーと思った。
絶対に私はマイナスなことを口にしたくなかったから、マイナス思考のじいちゃんを変えたくてプラス思考の発言をして対抗した。最後にはプラスになってくれたけど、それでも私は帰る頃にはとても疲れてしまった。
もちろん、久しぶりにじいちゃんに出会ってうれしかったし元気そうでよかったし、一緒に好きな川にも行けて散歩できて楽しかった。でも私はもうちょっとはっきり嫌なことは嫌やと言えるような自分になりたいなとおもった。
最近、私の周りの人でマイナス思考なことを私にぶつけてくる人が多い。じいちゃんは、私に愚痴を聞いてもらってスッキリしたって言ってた。娘たちには言えないことを孫の私に吐き出して、「じいちゃんも一人暮らしやからストレス溜まってても誰にも言えへんし、私が来てくれてよかったわ〜。じいちゃんの愚痴の中で一つや二つ私に学べる内容があったら嬉しいわ。」と、よく分からんことを言って笑ってた。
私は何も笑えないよ😢それってただ単にイライラを私に吐き出して自分はスッキリしただけやん。
そういう人が周りにいて、多分それはその人が悪いのではなく、私が受け止めてしまうことが悪いんやと思う。サラッと流せるようになれれば、はっきり嫌なことを伝えれればこんなふうに泣いちゃわないし、もっと楽しく話せるのに。
これからの私の課題でもある。その人たちを変えることはできない。気付かぬうちにこうして言ってしまっているのだから。だから自分のことは自分で守れるようにならなければ。
家から一人暮らしの家に帰るとき、キャンパス間のシャトルバスにのる。その最寄りの大学までママは送ってくれた。その間、ミセスの「どこかで日は昇る」とか、「in the morning」を聞いたら歌詞が沁みすぎてやばかった。さっきまで雨ザーザーぶりやったのに、クルマでママと話しながら行く頃には晴れていた。まさに歌詞みたいに。
それから、シャトルバスの時間まで少しあったから近くのミスドでドーナツ買ってママと食べた
じいちゃん家でも2回泣き、家でも泣き、車でも泣き、ちなみにその前の日も泣いたから泣きすぎてもう慣れてきてしまった。
いつも実家に帰ったら泣いてしまうから、本当にメンタル大丈夫かと自分でも思うけど、私は泣くけど絶対に諦めたり泣いたままマイナスになったりはしない。
今回の涙も意味のあるいい涙になったと思う
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