コンサポがヴォレアス北海道を観に行った話
みなさんこんにちは、テイクです。
私はコンサドーレのサポーターです、チームは厳しい状況ではありますが、必ず目標を達成すると信じましょう。
今回、ヴォレアスの観戦をしてきましたので、レポートをつらつらと書いていきます。
発端としては、北海道をホームとしているプロスポーツチームということや、最近コンサドーレのイベントでヴォレアスの運営しているカフェに訪問した事、その他色々とヴォレアスはコンサドーレと連携しているため、良いタイミングだと思い観戦に来ました。
ヴォレアス北海道のおさらい
日本初のプロバレーボールチームとして2016年10月に誕生 ~
北海道のチームとして初めて、悲願のバレーボールトップリーグV1昇格を果たした。 ~
プロチームであるヴォレアス北海道には、個性的な選手が多く所属。ヘッドコーチは世界各国で実績を積んだエド・クライン(クロアチア出身)が初年度から牽引。チームスローガンは「Children of the Revolution(革命の子ら)」。この言葉に、未来のバレーボール界の革命児でありたいという意志と姿勢をこめて世界一のチームを目指し勇敢に立ち向かっている。
初のプロチームというのはすごいですね、これからの発展も楽しみです。
ドジャースのWSを観ながら準備しつつ、いざ会場へ。
パドレスのダルビッシュと大谷の対戦は熱かったですねぇ、2人のファイターズ時代を観ていた北海道民としては胸が熱くなりました。
とりあえず話を戻してヴォレアス観戦レポートです。
入場時には他のスポーツと変わらず荷物チェックがあり、それを抜けると会場に入れます。
ゲートを抜けた1Fにはショップやフード・ドリンクが買えるブースがあり、バレーの観戦以外でも楽しめます。
驚いたことは、フードを含めショップでは基本キャッシュレスなこと、コンサドーレのプレミストドームの一部ショップ、ファイターズのエスコンフィールドもそうですが、最近どんどん増えてきましたね。
そういえば、ヴォレアスの運営するカフェ「RAWLAW BY VOREAS」でもキャッシュレスでした。www.rawlaw.jp
会場をぶらぶらしていると感じたことがいくつかありました。
『年齢層が思ったより多様で小さい子供が多く来ている』
・印象として若い女性が多いのかなという感覚でしたが、良い意味で予想外でしたね。
『ユニフォーム姿の観客はあまり見られない』
・コンサドーレの試合を始めて観に行った際は、どこを見ても「赤黒」に染まっていたので圧倒された記憶があります、応援スタイルの違いもあるでしょうが、よりカジュアルで、とっつきやすいんだなと感じました、ただ、ユニフォームでなくとも、ヴォレアス関連のアパレルを着ていた人が結構いました。
そうこうしているうちに時間も過ぎて、席に着席、2Fは指定席以外はフリーなので好きなところに座れます。
会場では地元の学生チームがエキシビションマッチをしておりました、こういった取り組みも良いものですね。
ちょうどドジャースの試合が佳境を迎えていたので同時に観戦、フリーマンの逆転満塁ホームランは震えました、周りの観客も同様に見ていたようで、ドジャースの話題でざわざわしてましたね、あれはもう漫画です(笑)
エキシビションマッチ後、開会に向けてヴォレアスのダンスチームのパフォーマンスが始まりました。
「VOREAS DREAM FORCE」というジュニア世代の子たちみたいですが、ファイターズのキツネやコンサのコンサドールズともまた違いめちゃくちゃスタイリッシュでした。
時間となり会場が暗転、いよいよ始まるとなりアリーナのDJが会場を沸かします、選手入場が始まり、アップ、時間をおいてついに試合開始です。
今回の相手は「東レアローズ静岡」
静岡県三島市に本拠地を構える名門とのこと、ブラジル代表選手もいるということで、めちゃくちゃ強そうです(強かった)
では、試合中に感じたこととかをエピソード順に…
①DJのありがたさ
・バレーは試合が得点ごとに途切れるので、常にDJが、選手のプロフィールやプレーの説明・客席いじりなどで、常に盛り上げてくれています。
サッカーや野球だとチャントや応援歌などが聴こえてきますが、バレーにはそういった応援は無いようで「Go!Go!VOREAS!」とVOREAS DREAM FORCEの子たちとDJがコルリ替わりで、観客をあおります。
VOREAS DREAM FORCEのコールは良い意味で力が抜けるような、会場がほっこりしてました。
慣れ親しんだゴール裏の血沸き肉躍る的な感じではなく、会場全体で楽しむ、さわやかでフレッシュな感じの応援スタイルだと思いましたね。
また、チャレンジ時や試合中のDJのバレー観戦初心者向けのルール説明は、わかり易く、こういった競技でのDJのありがたみを感じました。
②スーパープレイ
・大砲のようなサーブ! ←あんなん取れんて!
・それを受ける選手のレシーブ ←取るんかい!
・きわっきわの攻防やトリックプレー ←巧い!まじで巧い
・互いのチームの粘り ←ギリギリで追いついて落ちないし何回拾うんよ
・えぐい角度のスパイク ←怖い…強い
③相手チームへのリスペクト
・選手はもちろん会場や観客も相手チームへのリスペクトに溢れていると感じましたね、ブーイングがないのはもちろん、DJの相手への拍手や敬意を払うようなアナウンスやグリーンカードなるものもあることも驚きでした。
相手を必ず倒してやるみたいな殺伐とした感じではなく、「皆で楽しむ」ことを念頭に置いてると感じました。
試合中はセットごとに休憩がありますが、DJやVOREAS DREAM FORCEのパフォーマンスなどで決して飽きさせないように工夫されています。
試合は惜しくも1-3で敗北となりましたが、1セット取った際や怒涛の追い上げシーン・デュースの応酬、熱い場面も多く、とても楽しめました。
特に印象にのこっている選手はヴォレアス4番のティモ・タンメマー選手ですね、あの長身から出される強すぎるスパイクは記憶に残りますね。
試合後にはすぐ帰宅の途に就く観客も多く、良い意味で試合の結果にこだわりがない、カジュアルな客層が多いからこそ、この雰囲気ができているのだと思いました。
『観戦を終えて』
今回のヴォレアスの観戦では、新鮮なことばかりで印象に残る良い経験となりました。
また、コンサドーレのサポーターとして率直に感じた事、改めて感じた事として
サッカーではサポーターとして戦いに行く「観戦」一緒に戦う
『赤と黒が人生だから』
バレーでは観に行く「鑑賞」エンタメ要素強し
というのが、率直に感じたことです。
サッカーの熱さはもちろん好きですが(歴史的背景や昇降格・タイトル・我が街の誇り・地元愛等もあるので)ちょっとばかり物足りなさは感じつつも、こういった競技があっても良いよねと思います。
ともあれ、また観に行こうと思えるような、充実した初めてのヴォレアス観戦でした。
今後もコンサドーレとヴォレアスの連携があると良いなぁ。
ではでは~