自己理解を語る上で欠かせない考え方のひとつにジョハリの窓があります
【ジョハリの窓】 自己理解を語る上で欠かせない考え方のひとつにジョハリの窓があります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、説明してみます。 これは心理学の考え方で、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham)の、二人のファーストネームを取ってジョハリの窓と呼ばれるようになりました。
ジョハリの窓はアメリカで注目を浴びるとともに、日本でも普及しました。 4つの窓があるよ、という話しです。
左上の窓(A)が自分の知っている自分と相手の知っている自分、その両方が叶っている部分です。これを開放の窓と言います。
そして左下の窓(B)は自分が知っているけど、相手は知らない自分のこと。 これは人に話していない自分、隠している自分のこと。秘密の窓と言います。コンプレックスもここに入っていたりします。
そして、右上の窓(C)。 こちらは相手は知っているけど自分は知らない。要するに自分では気づくことができていない自分の領域。盲目の窓。 自己理解講座(ワーク)で出来ることはこの窓(C)を下に広げること。そこで活躍するのが他者です。 人から見て、自分がどう見えるのか、自分の考え方の特徴、得意なこと、意外な特技、思わぬ長所なんかは他者の目で気付かされることが多いですよね。僕も人に甘えるのがうまいという性格を人から指摘されて気づき(意識化)ましたから。 他者に質問してみることは有効です。
ちなみにBの窓を小さくすること、すなわち自分のことを開示していくことで他者が自分のことを知ってくれて、理解してくれてその人との関係が楽になるということも大事な要素なのでお伝えしておきます。
最後に、右下の窓(未知の窓)は自分も他人も見えてない自分です。 ブラックボックスとか、可能性の窓と言い換えてもいいかもしれません。 未知の窓を狭くするために新しいことにチャレンジする。 それは大げさなことではなくて、コンビニで新昨スイーツを買ってみるとか、いつもと違う道で帰宅してみるとか。
ちなみに自分のことなんか深堀りしない方がいい、って思っている方、いませんか? 実は僕もそっち派の考えがいくらかある人なんです。 自分のことなんて忘れて他人を喜ばすこと、驚かすことに注力すればいい、みたいな考え方。 これ、意外としっくり来るんですよね。 自分を喜ばすことにばかり尽力すると、なかなかうまくいかなくて悩みが深くなる。 そんなことなら、自分ではなく利他に振るのも有効な気がします。
これ、利他と利己の話は、またいつかお話してみたいと思います。
(2022年9月18日に書いた記事です)
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いつものように、レイアウト・タイトル・画像を決めてからこれ以降は投稿日にひろっちが追記していきます 😊
ジョハリの窓?? 日本でも注目されていたんだ。まったく知らなかったよ。それぞれの窓にいる自分をイメージしていくって事なのかな。そこにいる自分を外から除くように見るの?脳を活性化していって暗示かけるんだね。
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いつもこの場を訪れていただき、ありがとうございます。
ご存じでしたか?どの窓が好きですか?
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