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知識があっても騙される。知識の上手をゆく財界と政府。 5月7日 A Knowledge Society and Society of Organizations 組織社会となる知識社会

本日のテキストは、
『ポスト資本主義社会』12章 教育ある人間 354〜356ページ
『未来への決断』7章 組織社会の到来 89〜110ページ より

本日は #5月7日  火曜日です。今日から仕事始め?みたいな人も??
とはいえ、 #ドラッカー #365の金言  からスタートしましょう。
 
テーマ:
#A_Knowledge_Society_and_Society_of_Organizations (知識社会と組織社会)
#組織社会となる知識社会

本日の金言:
#専門化した知識は単独では何も生み出さない

ACTION POINT :
#自分が意図する組織への貢献について上司と同僚あての手紙を書いてください
#自分と同僚の貢献がどのように結びついて全体の成果を生むのかあなた自身の考えを書いてください

 ポスト資本主義社会は、知識社会であるとともに組織社会である。(中略)知識労働者の専門化した知識をして成果をあげさせるものも組織だけである。

『ポスト資本主義社会』より

 「ポスト資本主義社会」とは、資本主義社会の後に到来する社会のこと。
で、ドラッカーは「ポスト資本主義社会」として、主たる資源が知識の知識社会の到来とその知識を持った「知識人」が組織を活用する組織社会の登場を預言していました。

 ところが、現在は、知識人よりも知識を持つAIが登場し、組織から「知識人」が必要とされなくなりつつあります。また、ファミレスに代表されるサービス業では、ロボットに労働者が置き換えられつつあります。
 その一方で、女性が働くようになった時代で、資本家は低賃金で働く人材のために女性を家庭から剥がし、国は税収アップのために女性を働かせた、という、より奴隷化を巧妙にした社会かもしれません。

■ なぜ女性が働くようになったのか?

なぜ子供を持つ女性が働くようになったのか?

僕のこれまでの理解だと、女性の社会的地位の向上した結果、参政権が認められ、教育の機会の拡大し、ジェンダー平等や女性の権利に関する意識が高まった結果、就労の機会が与えられるようになり、今のように男女共に働くようになったと言われています。少なくとも、僕はそう信じてきました。

ところが、「国が税収を増やせるから」という説もあるんですね。以前は世界中どこでも男性と未婚女性しか賃金労働に従事していませんでした。つまり、所得税を払っていたのが、成人人口の半分程度だったのです。でも、既婚女性も賃金労働に従事するようになれば、政府の所得税収が倍になります。また、既婚女性が家事労働を外注化すれば、企業も儲かります。

というわけで、資本家と政府にとっては、すごく魅力的なオプションだったはずです。これ、まさかとは思いつつも、なんか妙に説得力がある説ではありませんか?

一方、政府と資本家以外は、全員が割りを食いました。

女性はフルタイム労働+育児で仕事が増え、男性もフルタイム労働+育児が当然視されて仕事が増えました。子供は1日に大半の時間預けられて、一番割りを食いました。穏やかなな家族の時間も消えてなくなりました。また、保育の外注化に伴い、育児コストが爆上がりしました。少子化がガンガン進みました。

コンビニや深夜スーパーや24hのファミレスで年配の女性が働くようになったのも、女性が男性同様に働くようになった結果です。おまけに、少子化が進んだために労働者が足りなくなり、外国人労働者を大量に入れ、その結果、未成年の女性がレイプされ、それなのに犯人が国外退去にもならない。それが男女平等に働く社会の答え合わせです。

ご覧の通り、政府と資本家以外は誰も得していないのです。 
まつひろのメルマガ『資本主義って結局誰得なの?』
(2024年4月6日)より引用
https://note.com/matsuhiro/n/nee7fbbcfc37c

まつひろのメルマガ『資本主義って結局誰得なの?』
(2024年4月6日)より引用
https://note.com/matsuhiro/n/nee7fbbcfc37c

 人件費をより安くしたい、という財界と、税収を満遍なくあげたいという政府財務省。彼らのために働くのは嫌でござる。

働くは生きると同義。楽しくやりたいもんです。今週もやっていきましょう。

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