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6月5日 スペシャリストの昇進


おはようございます。昨日の続きです。

#ドラッカー #365の金言 #6月5日 #スペシャリストの昇進 #スペシャリストにとってマネジメントへの転進による昇進は難しくなる

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

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“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のテーマ:スペシャリストの昇進


ACTION POINT :
#異動の機会が横か外にしか無くなった時スペシャリストの報奨システムはどのようなものに変えたら良いでしょうか

コロナでどの組織も情報型へと変化を余儀なくされた。そして、過剰な中間管理職排除による人件費削減を目的として、メンバーシップ型雇用からジョブ型へとシフトチェンジがテレワークで加速化している。

従来の工場や現場はメンバーシップ型、だが、本社管理業務はジョブ型へ。従来のある会社組織内だけで成り立っていた世界から、ジョブごとにオープン化が加速だ。

例えば、20年前から自分も一旦外資系でマーケティングすると、MBA保持者は広告主と広告代理店とをぐるぐる回ってクライアント側と代理店側とクルクルとジョブチェンジを繰り返してたもんだよ。今は知らんけど。

そんな世界がこの2021年から始まるんだな、って感じ。だから、専門家も社内で昇進というよりも、報酬だったり待遇で重要さを増やすくらいしかないんだな。組織に働くスペシャリストの昇進の機会は限られているっていう提言はその通りだと思うよ。

おそらく参考となるのは、アメリカの法律事務所やコンサルティング会社の人事システムであろう。それらの組織では、最上級のパートナーさえスペシャリストである。しかも、パートナーになれないスペシャリストは、かなり早い段階で外へ出る。

こうした人事システムがこれからの企業の人事システムに取り入れられることになるだろう。というお話。

1989年、当時は米ソ冷戦末期(1991年ソ連崩壊)、奇しくも1989年6月4日は天安門事件。中国の民主化弾圧への国際的批判が集まった時期。

日本ではバブル期に発表された「新しい現実」に記された「これからはミドルのポストが激減する。マネジメントへの転進による昇進は難しくなる」という提言は、きっと「なにをバカなことを、日本ではそんなこと起こらないよ、流石にドラッカー氏も老いたものだ」などと思われたのかも。

30年後のコロナ禍によって日本企業の成長の源でもあり、高い人件費比率の要因とされた終身雇用制度も終了しつつあります。ミドルのポスト自体どんどん整理されていく時代に突入です。

まるで預言者のようなドラッカーの提言ですが、これからの日本企業の組織システムは機能別が主となるんだろうな、と思います。

だけど、公務員はじめ、わが国はそもそも人的資源とは、「一銭五厘」で調達できる命って感覚が蔓延ってるから、全然ダメだよね。人の命を大事にしない、社員の幸せ、国民の幸せなんて思いも寄らないんじゃないかな。専門家会議の先生方にどれだけ報酬払ってるのか。二束三文で人が動くって考えから抜け出せないから、外国から高額オファーされると、優秀な人たちはみんな抜け出ちゃうんだよ。発光ダイオードだっけ発明してノーベル賞受賞したなんとか博士とか、優秀な人たちは、皆ノウハウ持って海外出ちゃうわけ。

今の中共や朝鮮に限らず海外の人たちは腹ただしいって思う点も少なくないけれど彼らは彼らで合理的だと思える範囲なら思い切ってドーンと投資するからね。

それで、ダメなら放り出すんだろうけど、投資対効果を考えながらも、投資すべきところには投資する。ところが、我が国は、一銭五厘で人は愛国心発揮してくれて当然だって思い込んでるのか、戦前から日本政府が日本人を最も大事にしていないところにいろんな問題が出ちゃっているんじゃないかなって思う次第。で、ミャンマーで変な金のばら撒き方しちゃったのをバラしちゃって、、、。

そういうことで、情報型の企業になっていくでしょうから、ますますジョブ型が進むから、今日もやっていきましょう。

追伸

「どうすれば、今の状況をもっと良くできるか」

これこそ、経営者のあなたが直面している現実的な課題であり、それが解決する日まで、毎日頭から離れることはない問題ではありませんか。

知識を増やし、縁を増やし、新しいアイデアが生まれるかどうかが、この困難な時においても、うまくいく人といかない人との小さな違いです。小さな違いが大きな結果の差を生みます。そうした新しいアイデアのヒントが見つかるのが、次のNOTEマガジンです。

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