2月20日 Management and Economic Development 経済発展の原因
お早うございます。 今日も #ドラッカー #365の金言 より人生と経営を深めて参りましょう。
本日 #2月20日
テーマは、 #Management_and_Economic_Development (マネジメントと経済発展)
今日の金言は、
#発展途上国など存在しない 。
#あるのはマネジメント途上国である 。
マネジメントが経済と社会の発展をもたらす。経済と社会の発展はマネジメントの結果である。発展途上国など存在しない。あるのはマネジメント途上国である。
一四〇年前の日本は、あらゆる尺度から見て途上国だった。しかし、日本は優れたマネジメントを生み出した。日本の成功は、マネジメントが原動力であり、経済発展はその結果であることを示した。日本の成功は、マネジメントが原動力であり、経済発展はその結果であることを示した。他の国の経験もこれを裏づけている。資金しかなかったところに、経済発展は見られなかった。マネジメントの力によって人間のエネルギーを結集したところでのみ、急速な経済発展を見ることができた。
経済発展は、経済的な富ではなく、人間のエネルギーによってもたらされる。人間のエネルギーを生み出し、その方向づけを行なうものがマネジメントである。(『すでに起こった未来』)
ACTION POINT
#あなたの組織は発展途上国にどのようなかかわりをもっていますか 。
今日の提言は、1994年発刊「すでに起こった未来」収録の
第15回CIOSの国際マネジメント会議における講演(1969年)より。
この講演録は、6章 マネジメントの役割
>新しい現実>前提6 マネジメントは、経済的・社会的発展をもたらす。経済的・社会的発展は、マネジメントの結果である(123〜124ページ)
この部分からの引用となります。
日本の成功は、マネジメントが原動力であり、経済発展はその結果であることを示した。日本の成功は、マネジメントが原動力であり、経済発展はその結果であることを示した。他の国の経験もこれを裏づけている。資金しかなかったところに、経済発展は見られなかった。
明治維新の直後のわが国は、未開発国でした。しかし、卓越したマネジメントの結果、
明治の日本は、25年間で先進国の1つとなり、識字率をはじめとするいくつかの側面では、世界で最も発達した国となった。今日我々は、発展途上国が発展モデルとすべきものは、18世紀のイギリスではなく、ましてや19世紀のドイツでもなく、明治の日本であることを知っている。(同書、124ページ)
また、わが国は、第二次対戦の戦火で外地の植民地も国内都市も破壊。全てを失いました。しかし、1945年以降、復興への熱き情熱と豊かさへの渇望をエネルギーとして、ベビーブーマーという人口拡大期という好タイミングも味方にして55年以降70年代において「奇跡の復興」を成し遂げ、さらには90年まで成熟した社会の達成に至るまで成長を遂げるという、「2度目の奇跡」も成し遂げました。
2011年3月11日、東日本大震災による破壊と放射能汚染により、「もう日本はダメだ」「関東以北には人が住めない」とまで言われました。外資系企業が東京から拠点を移しました。しかし、2022年の現在、拠点を移した企業も東京に戻っています。福島県もほとんどの地域が復旧しています。これも「わが国が起こした奇跡の1つ」と思います。
2019年から世界中に広がった感染症により、停滞したり、苦境に陥っている方々も少なくありません。3ヶ月ごとに更新される契約動向に一喜一憂させられたり、わずか数万円の給料に落ち込んでしまい、生活もままならぬ、そんな業界の方もおられます。必要な支援を求めても届かない、届いていない、そんな方もおられます。
ですが、今再び感染症明けの「奇跡」に向けて、準備している方も少なくありません。いや、そちらの方がむしろ多いかもしれません。この感染症時に、これまでの事業を見直し、サービス業から製造業へ移ろうと懸命に努力している会社さんがあります。それも単なる製造業ではなく、高成長が続く東南アジア輸出を目指す、とか、ブランド品を作ろう、など、高い視座を持って、商工会議所や専門家の協力を仰ぎながら、日々改善を続けている会社さんです。
こうした情熱ある企業が日本中にはたくさんあります。ですから、「4度目」も「5度目」も奇跡が起こるに違いない。私は確信しています。
今日を変えていこう。愛を込めて。
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