4月20日 トップの承継
おはようございます。
昨日の続きです。
#ドラッカー #365の金言 #4月20日 #トップの継承 #やり直しのきかない最も難しい人事がトップの承継である
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:トップの承継
今日のアクションポイント:
#あなたの組織にとって5年後における最大の仕事はなんでしょうか
#その種の仕事について最高の実績を持っているのは誰でしょうか
#あなたの組織が直面している唯一最大の課題が今後5年間で何であるかを決定しその課題を克服した実績のある人を選びましょう 。
今月はスローンCEOやマーシャル将軍の人事について数々の記事が紹介されてきたから、トップの承継については、そうした記事を参考に決断したらいいのではないだろうか。
「(誰を選ぼうと)どうせギャンブル。やらせてみないとわからない。トップへの準備はほとんどおこないようがない」、おいおい、ドラッカーはん(笑)。
それだけ難しいってことでしょう。
だから、内部昇格よりも、外部招聘になることが多いのですね。候補者の実績、パフォーマンスと組織のニーズとの合致から選ばれるわけですから。そして、トップ選択に最も考慮すべきことが、将来ビジョンですね。
あなたの組織が直面している唯一最大の課題が今後5年間で何であるか
これを現在のトップであるあなたが決められなかったら、課題解決に向かえないのですから。そして、こうして観れば、息子や娘に承継するってことがいかにナンセンスかわかります。
創業家は株主として君臨すればいいのであって、トップ・マネジメントの訓練や実績もなしに組織を動かそうとすることなんて、どんな小企業であっても、無理だろう。
少年サッカーチームで試合に出た位のプレイヤーがいきなりプロチームに入るようなもので、最初からそこ目指して幼い頃から修練してきた人たちとは話にならんのかな、なんて思ってしまいました。
というわけで、今日もやっていきましょう。
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