11月24日 Simulated Decentralization 擬似分権制
おはようございます。今日は #11月24日 テーマは #Simulated_ Decentralization
#事業ごとに組織を組み立てられなくとも擬似分権制がある 。
事業ごとに組織を組み立てることができるならば、分権制にまさる組織構造はない。しかし大組織のいくつかは、事業ごとに分割することが不可能である。しかも、機能別組織やチーム型組織とするには大きすぎる。それらの組織は擬似分権制を採用すべきである。
擬似分権制は事業でないものを事業であるかのように組織する。分権化した組織単位に自立性を与え、自立したマネジメントをもたせ、少なくとも擬似的な損益について責任をもたせる。各組織単位は、便宜上定めた価格によって互いに取引する。あるいは、コストに二割の料金を課すことによって擬似利益を計上する。(『マネジメント-課題・責任・実践』 1974年版 下巻 46 成果中心の設計 345ページより)
ACTION POINT
#あらゆる部門に収益性をもたせ 、 #競争させてください 。
「擬似分権制」の組織とは、現場社員らの自律性を高めるため事業部制をとっているけれど、総務や経理、研究開発部門など完全には分割できないところは共有化して、そうした費用部門を職員数や売り上げに応じて共同負担する、と言った仕組みを通じて、部門の自主性を重んじながら、成果を上げる機構をとっている組織。
多くの企業はそうなんじゃないかな。そういえば、所属した経験のある大企業では、「振替価格」「付替価格」といった社内交換レートがあり、そこで調達していたんだよね。
ところが、社内調達レートよりも社外から調達した方が「安い・早い・便利」というものが出てきて、社内の組織やスタッフに動いてもらうよりも、外部スタッフに動いてもらった方が成果が上がるのに、総務などの社内経費の費用負担分だけは、乗っけられてきて、結局は、成果が下がってしまったり、社内調整に往生した経験がありますが、あなたは、あなたの組織はいかがですか?
今日もやっていきましょう。
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