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顧客価値って自分だけが追加できるモノなのだろうか?? 7月7日 Creating Customer Value 顧客価値の創造

 7月7日、七夕の日曜日です。東京都知事選挙の投票日でもあります。個人的には全体主義者と利権作りに熱心な既存政治家にはむしろ退場してもらいたいです。dジタルクーポン企画、実行してほしいですね。

とはいえ、今月に入ってから猛暑が続いていますので、みなさま、体調には十分お気をつけて。水分補給など忘れずに。

 さて、今日の #ドラッカー365の金言  テキストは、『明日を支配するもの』(1999年刊)からと記されていますが、ピンポイントで同じ箇所はありませんが、第1章 マネジメントの常識が変わる 4の間違い〜技術と市場とニーズはセットである、(25〜33ページ)の箇所の部分と主張が合っているように思います


今日のテーマ:
#Creating_Customer_Value
#顧客価値の創造

今日の金言:
#価値を増大させない活動を廃止しても顧客が失うものはない

今日のACTION POINT:
#顧客価値を生まない活動は廃棄してください
#価値を生む活動を分析しその価値を増大させてください

顧客価値って何?
顧客が価値を感じる部分、ということになろうかと存じます。

「モノを売るな、体験やシズル感を売れ」といわれますね。YouTubeで「スタミナらーめん」なる一品を見かけたので、茨城のお店まで食べに行きたい!みたいなことになりませんか?

だけど、これって「自分も体験したい」という情報の受け手の衝動に基づいていて、「食べにいく」って行動になるわけですよ。

ですが、この「スタミナらーめん」を提供するお店側は、新たに「スタミナらーめん」に1ミリも価値も何も加えていないわけで、「顧客価値」って提供する側が付加できるんだろうか?って考えちゃいます。

 第二次大戦まで、ニュースの伝達は、18世紀に生まれて20世紀の初めに発展した新聞の独壇場だった。今日では、ニュースを伝える方法はいくつもある。新聞もまだある。インターネットでの送信がある。ラジオがあり、テレビがある。経済ニュースについては、電子メディアに特化したサービスがある。その他にもいろいろある。

同書 30ページ

ニーズを充足させるための手段のほうはなんでもありである。

同書 30ページ

 30年前にアメリカの1つの社会現象として現れ、1980年ごろから急成長を始めた大教会についても言える。30年前には、信者が2000人を超える大教会は1000もなかった。ところが、今日では2万近くになっている。アメリカでは伝統的な教会が衰退していく中にあって、この新種の大教会が急成長した。
 これは、それらの大教会が、教会へ行かない人たちにとっての価値あるものは何かを考えたためだった。その結果、彼らにとっての価値あるものは、伝統的な教会が提供しているものではないことが明らかになった。儀式ではなかった。心の癒しであり、教会を通じてのコミュニティに対する責任ある貢献だった。

同書 33ページ

マネジメントが基盤とすべきは、顧客にとっての価値であり、支出配分についての顧客の意思決定である。経営戦略はここから出発しなければならない。

同書 33ページ

顧客にとって、何が価値あるものなのか、それを提供するあなたはご存知でしょうか。あなたが付加できるモノなのでしょうか?それとも、Youtubeのような外部へのPRによって価値が高まることの方が多いのかもしれません。

いずれにしても、観光客が食べに来ようと、地元客が食べようと、「なぜ行列ができたのか」「なぜ顧客が増えたのか?減ったのか?」ということ、それがわかっていないと、ピントはずれなこととなり、成果が上がらないこととなります。あなたは分かっているでしょうか?


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