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8月18日 創造的模倣 Hitting them where they aren’t
おはようございます。
山梨農家がイノベーションした葡萄の種を隣国が盗んだのであり、これは創造的模倣ではありません。
おはようございます。
#Hitting_them_where_they_aren ’t
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のACTION POINT
英文タイトルの Hit Them Where They Aren’t (彼らが守っていない場所に打て)とは、MLBの殿堂入り選手 ”Wee Willie” Keelerがモットーとして語った言葉、“Keep your eye on the ball and hit ‘em where they ain’t,” (ボールから目を離さず、守備陣が守っていないところへ打て)から。
Keeler選手は、イチロー選手のようなヒット打ち名人。44試合連続ヒットを打ち、平均打率も4割近くだったそうです。
市場の空いているところを狙うんだよっていう話と思いきや、今日の提言は、イノベーターは新製品や新サービスを作ったら、二番手がさらに顧客の欲求やニーズをよりよく満たすように作り直して、市場を奪っていく、というやり方を紹介しています。
かつて、ソニーが開発したのを、パナソニックが真似して、市場シェアをダントツで奪う、みたいな話なんですね。ベンチャーが開発したのを、大企業が後から廉価版でかっさらっていく、っていうやり方です。今なら、日本企業が開発したのを、アジア企業が掻っ攫っていくってことなのかもしれませんね。
今日もやっていきましょう。チャンスを見つけていきましょう。↓
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