成功する起業家はリスク志向ではなく保守的。機会志向とドラッカー。 3月6日 Innovation and Risk Taking イノベーションのリスク

おはようございます。

今日は #3月6日 #癸亥 (みずのと・い)
#Innovation_and_Risk_Taking
#イノベーションのリスク

さて、このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。
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では、今日のアクションポイントから

今日のACTION POINT

#あなたのアイデアのうち
#最もリスクが小さく最も機会が大きなものに集中してください

本日のテキストは,1984年発刊の『 #イノベーションと起業家精神 』の11章 #イノベーションの原理 >3> #保守的イノベーター (239〜241ページ)より。

 ある有名な起業家の発言「(中略)企業家として成功した人たちは、1つだけ共通の性格を持っていたように思う。それは皆、わざとリスクを冒す人ではなかったということである。皆リスクを計算し、それを最小のものにするために一所懸命だった。そうでなければ、誰お成功などできなかったはずである。私自身についていうならば、もしリスク志向の人間だったならば、不動産や商品取引を商売にしていただろうと思う。あるいは、母の希望に沿って、画家になっていたと思う」というものだった。
 この発言は私の経験ともまったく一致する。私もまた、この人と同じように、きわめて多くの起業家やイノベーター、すなわちイノベーションを行った人達を知っている。しかし彼らのうち誰一人として、リスク志向の人間はいなかった。(中略)イノベーションを成功させる人たちは、リスクを求めて飛び出すよりも、時間をかけてキャッシュフローを調べる。いずれにせよ、成功するイノベーターは保守的である。彼らは成功するためには、保守的足らざるを得ない。そして彼らはリスク志向ではなく機会志向である。

同書、240〜241ページ

 いわゆる、ノルカソルカの大博打を打つ、みたいな人が起業家として成功したわけではなく、逆にリスクヘッジを考え、キャッシュフローがどうなるかシュミレートする保守的な人が成功者には多いとドラッカー。

 無謀な「一発逆転」を狙うよりも、コツコツ積み上げる堅実型の方がゴールに到達しやすいんだね。自分の経験でも、実際、そういう人とのコンサルの方が成功率が高い。なるほど。博打うちは持て囃される。しかし、お金を稼ぎ続けて持続性ある商売を立てる、という点からいえば起業家は保守的にならざるを得ない。さすがドラッカーは見抜いています。

地道にチャンスを伺う。
そんな思考がいいかも。

ちなみに、去年のテキストはこちら↓

今週もやっていきましょう!ごきげんよう。

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