縁起のなかに成果があるのかな。 3月20日 A Scorecard for Managers マネジメントの成績表
本日のテキストは、1980年発刊『乱気流時代の経営』> II 明日のための経営>6、経営管理者の採点表 81〜86ページより。
お休みの本日・水曜日 #3月20日 春分の日。
お彼岸の中日です。今年2024年(令和6年)の春彼岸は、【3月17日(日)~3月23日(土)】までの7日間だそうです。
彼岸というタイミングは、自分のご先祖・祖先に思いを馳せ、自分が歴史の時間軸の中で存在し、次世代へ続いていくことを喜び、お祝いする期間と思っています。
祖先からDNAのバトンを受け取った自分が次の世代に渡す、というこれまで当たり前に思われてきたことも、昨今は難しくなりつつあるようですが、日本人という民族が続くためにも、やっていきたいものです。
今日の #ドラッカー #365の金言
テーマは #A_Scorecard_for_Managers (マネージャーたちのスコアカード)
#マネジメントの成績表
自分が挙げた収益は自分のマネジメントの成果だ、と思っていても、実は、前任者の仕事ぶりの成果である、ということを忘れてはいないか、というドラッカーからの問いかけです。
受験でいえば、確かに、自分が受験に合格したわけですが、受験できる環境を整えてくれたのは、親であり、もっと言えば、祖先からの蓄えだったり、温情だったりすることもあります。
仕事も同様で、確かに受注は自分が受けて、売上が上がったのも自分かもしれないけれど、実は長年、会社として付き合いが深く積み上げてきたからこそ、今回の受注に繋がった、ということが事実としてある、ということでしょう。
自分一人だけで生きているのではなく、先人からのつながりの結果だったり、ブランドが浸透していたからこそ、あなたの会社に、と仕事が始まることも少なくありません。
メールを出したら、直接的にすぐに注文になる、ということもあるわけですが、そうばかりではありません。メールを出したり、SNSで投稿した直後の注文ではないけれど、数ヶ月後だったり、数年後に注文を受ける、ということも少なくありません。
因果とか縁と言いますと、仏教的な言葉ですから、宗教っぽく感じることもあるでしょうが、商取引の中には、出会いやご縁から仕事が始まる不思議なことも多々あります。
取引が始まるまでに「時差」もあります。
そこで、あなたがトップマネジメントに従事しておられるのなら、短期的な取引成立ばかりではなく、中長期的な縁起によって取引成立も起こることを忘れずに、日々仕事に取り組まれていることと想います。
#マネジメントの仕事ぶりとは明日に備えて優れた仕事をすることを意味する 。
#あなたの組織のマネジメントの仕事ぶりを評価してください 。
#投資と人事は正しかったかイノベーションは行なったか戦略上の見通しは正しかったかを評価してください 。
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午後からも良い1日となりますように。