9月26日 Controls for Nonmeasurable Events データ化できないもの
おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言 やっていきましょう。こちらの続きです。
今日は #9月26日 #Controls_for_Nonmeasurable_Events #データ化できないもの #測定不能な事象に対する管理手段 という意味でしょうか。
『マネジメント-課題・責任・実践』昭和49年版だと下巻201〜202ページの部分です。
原文はこちら↓
A balance between the measurable and the nonmeasurable is a central
and constant problem of management. (測定可能なものと測定不可能なものとの間のバランスは、経営の中心的かつ恒常的な問題です。)
営業で失注が続いたり、良い製品が開発できない、スランプに陥ってしまい、なかなか抜け出せないような時、社内の雰囲気が重苦しくなったりします。その社内の雰囲気は、とても明確で、わかりやすいのですが、「測定できない」ものです。
ヒットが出ているのに、得点ができず、残塁が多いため、試合に負けてしまうチームにいると、「どうせ打ったってダメだよ」みたいなチームの雰囲気、いわゆる「負け犬」「負け組」なメンタルに陥りがちですね。そこから抜け出すのは、なかなか苦労します。
感染症による営業自粛が続いているためか、八方塞がりを感じる宿泊施設があります。訪問しても、温泉はいいのに、館内の雰囲気がなんだか暗いし、職員さんたちに覇気がない。こんな雰囲気じゃ、夕ご飯も期待できそうもないなぁ、「どうかなぁ」と思って、待ってると、やっぱり・・・みたいなことがあります。
でも、同じ状況にも関わらず、「久しぶり〜」と笑顔で明るく接してくれる宿泊施設もあります。ご飯も贅沢に材料を使っている、というわけではないけれど、旬な地ものを丁寧に出してくれる、同じ日の宿泊者人数を見れば暗くなりがちなんでしょうが、お構いなしに、自然な雰囲気で接してくれる。
実際は、どちらの施設も楽観的にはなれない状況と思います。ある意味、集客すら禁じられているような状況ですから。
そんな「測定不能な」雰囲気やムードであっても、職場への影響は明らかです。仕事に限らず、常に、前向きな、明るい雰囲気を醸し出す、そんな人でありたいものですね。今日もやっていきましょう。
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